東武タワースカイツリー株式会社は10月28日、東京スカイツリーのキャラクターを決定した。星の形の頭を持った女の子で、名前は「ソラカラちゃん」である。
東京都墨田区一体は、江戸情緒に溢れる国際的観光地区として知られている。東京スカイツリーは日本の伝統建築である五重塔や武士の持つ刀をかたどり、日本の伝統的な美観を土台として、そこに最新建築技術を加えることによって、伝統と先端技術の結合した新しい時代の景観となっている。10月28日までで、すでに497メートルまで建設され、2012年の春には完成して開業する予定である。完成時には634メートルになる東京スカイツリーは、世界で最も高い電波塔となる。
ソラカラちゃんは、空から東京スカイツリーにやってきた女の子である。いつも紫色の望遠鏡を持っていて、新しいものには興味津々である。何か珍しいものを見つけると、頭の黄色い星がきらきら光る。ソラカラちゃんの着ている格子図案のブルーのワンピースは、東京スカイツリーの塔身を表現している。いつも持っている望遠鏡には、まったく新しい観点からスカイツリーと周辺の街の魅力を発見するというイメージが表現されている。ソラカラちゃんは東京スカイツリーの広告塔として、スカイツリーや周辺の街のすばらしいものについてわかりやすく伝えていく予定である。
ソラカラちゃんは東京スカイツリーで、「テッペンペン」と「スコブルブル」の二人の友達に出会った。「テッペンペン」はミーハーな雌のペンギンで、長いまつげをして、頭には星がついている。彼女はいつもソラカラちゃんに最新の東京の流行を教えてくれる。「スコブルブル」は庶民の町である下町に住む、何でも知っている犬のおじいさんで、ソラカラちゃんにいろいろな道理や知識を教えてくれる。スカイツリーを身近なものとして感じてもらい、多くの人にタワーを理解してもらうために作られたこれらのキャラクターたちは、きっと東京スカイツリーと一緒に元気に成長していくことだろう。(Michelle執筆)