2012年12月21日 第49号(通巻第343号)

【2012年クリスマス特集その1】クリスマスに家電を贈る

まもなくクリスマスがやってくる。自分にとって大切な友人へのプレゼントを選ぶとき、自分の気持ちを相手に伝えるためには何を贈ったらいいか、我々はいつも大いに頭を悩ませる。服やアクセサリー、花、キャンドルなどがよくプレゼントとして選ばれる。だがモノが溢れる現代にあっては、ただ外見が美しいものを贈るのではなく、プレゼントしたものが相手の生活の中で役に立つことを願う人が多いのではないだろうか?そうなると、実用的でファッショナブルでもある家電製品が視野に入ってくる。

最近行われたある調査では、「妻や彼女からもらいたいクリスマスプレゼント」について、20〜40歳の男性のうち43.1%がIT関連製品を選んだ。それに次いで腕時計と答えた人が33.8%、第3位は生活家電製品で26.9%であった。一方、「夫や彼氏からもらいたいクリスマスプレゼント」では、41.6%の女性が美容機器を選び、それに次いで生活家電製品の31.2%、第3位はIT製品で31.0%だった。

このことから、価格がリーズナブルで、日常生活で活躍する実用的な家電を多くの人が選ぶようになっていることがわかる。その中でも、予算によって実用家電の選択肢は異なってくる。アンケートでのクリスマスプレゼントの予算に関する質問への答は、男性は平均2万1千円、女性は1万4千円であった。このような一般的な価格帯でも、選択範囲は非常に広い。例えば1万円前後のセラミックヒータは、省エネが叫ばれる時代にあって、放熱効果は空調なみにしっかりしており、しかもエネルギーをあまり消耗しないため、暖かくて環境に優しい。また、イオン加湿器は冬に皮膚が乾燥するという悩みから女性たちを救ってくれるため、かなり人気が高い。もし予算が2万円なら、ホームベーカリーがいいだろう。家族の朝食のテーブルに、毎朝焼きたてほかほかのパンが出るとしたら、仕事でも勉強でもバリバリやる気が出るに違いない。

コーヒーが好きな彼にはコーヒーメーカーを、音楽が好きな彼女にはミニコンポを。クリスマスの季節は寒いけれど、心を込めた贈り物は、寒い冬にも一筋の暖かな陽光になるだろう。贈り物を手に、微笑みながら、大切なあなたに「メリークリスマス!」(小雅執筆)

楽天市場クリスマス特集2012 http://event.rakuten.co.jp/xmas/?l-id=xmas2012_006

【2012年クリスマス特集その2】クリスマスの痛車のイベント

もうすぐクリスマスである(ただし、マヤ人の預言が当たらなかったらの話だが)。マヤ人の世界滅亡の予言を打破した後、みなさんは何をしてクリスマスを過ごす予定だろうか?東京の秋葉原にある有名なアニメの聖地、ラジオ会館では、今年の「来るかどうかわからない」クリスマスのために一連のイベントを計画している。中でも「痛車ファン」のみなさんは、23日と24日に秋葉原を歩けば、大いに見聞が広まるだろう。

簡単に言うと、イベントは「サンタさんからのプレゼント!?」「クリスマス痛車ふぇすた2012」「カードゲームの講習会&公式大会」「アリスのライブ」の四つから構成されている。そして今回のイベントのタイトルは「冬のラジ館まつり2012――クリスマスなんて大っキライっ!?」であるが、この企画が行われたのは、今年の4月に秋葉原ではタブーとされる「食」をテーマとして行われたラジ館まつりがたいへん好評だったためである。今回も秋葉原ではタブーと言える「クリスマス」がテーマであり、大いに期待できる。

「痛車ふぇすた」の会場はUDXの地下駐車場で、日本各地から有名なアニメをテーマとした痛車作品がここに集結する。痛車はイタリアの高級車から日本の軽トラック、さらにはプラモデルまで参加する!一日あたり40台、二日で80台のアイデアいっぱいの痛車がここに展示されるのだ。痛車搭載のモニターを使用したライブ・ゲーム体験コーナーも見逃せない。ミニ四輪駆動やドリフトラジコンカーもたいへんすばらしい。コスプレイヤーやアイドルモデルの撮影会も大いに期待できる。さらに、様々な痛車関連商品の販売も、今までにないすばらしい機会である。お台場の痛車の祭典に行く時間のなかった人は、今回の機会を利用して大いに楽しんでほしい。

主催者はラジオ会館だが、クリスマスイベントのメイン会場はさらに広々としたUDXである。上記で紹介した他にも、メイン会場では間断なく様々なイベントが行われる。セガなどの有名なゲームやアニメ関連業者も最新製品を展示する。今回メイン会場で司会を担当するのは、コスプレイヤー渚と、我々もよく知っているNHK中国語講座を担当した段文凝さんである。つまりイベント会場には、中国語と関係のあるインタラクティブなコーナーもあるのだ。オタク文化と中国語はどんな化学反応を起こせるだろうか?楽しみである。(松鼠執筆)

クリスマス痛車ふぇすた2012 http://www.radiokaikan.jp/event/fes-win12/p31.html

【2012年クリスマス特集その3】じょうずにゆで卵をゆでる方法

クリスマスディナーに食べる七面鳥やクリスマスケーキなどの作り方は、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、ネットなどで盛んに伝えられているが、クリスマスの食事に欠かせないゆで卵については、あまり質問する人もいない。ゆで卵はあまりにも簡単に見えるので、誰も気にしないのだろう。だがよく考えてみると、簡単に見えるゆで卵も実はなかなか思い通りに作るのは難しいのである。

みなさんはこんな経験はないだろうか?かたゆで卵を食べたかったのに中がとろとろだった、とろとろの卵を食べたかったのにゆですぎた、あるいは熱いうちに食べようとして、白身がぼろぼろになってしまった、などなど。実は、小さなゆで卵には、大きなコツがあるのである。重要なのは、時間を把握することだ。今年のクリスマスには、この「秘伝」のゆで卵の作り方をマスターしよう。

卵を湯の中に入れて3分ゆでると、卵の温度は140℃以上になって、卵白が乳白色になる。5分ゆでると、卵は155℃になって次第に固まり始める。7〜9分で、卵はほぼ固まるが、この時卵は180℃になっている。11分以上ゆでると、残念ながら卵の組織は破壊される。このことから、最も適切なゆで時間は、7分〜9分ということになる。この原理を利用して、具体的な作り方をご紹介しよう。タイマーを準備してほしい。

まず鍋に湯を沸騰させる。消毒した画鋲で卵の丸い側に小さな穴をあける。これはゆでた時に殻にひびが入るのを防ぎ、ゆでた後で殻をむきやすくするためである。次に卵を静かに煮立った湯に入れ、火力を弱火から中火にし、鍋の沸騰を保持する。ここでタイマーをかける。半熟は6分30秒、半熟(黄身がやや固まる程度)は7分〜7分30秒、固ゆでは9〜10分である。ゆでる時は卵を軽く回転させ、卵黄が中央に来るようにする。時間になったらすぐに卵を取り出し、冷水に入れて、余熱が半熟卵を固まらせないようにする。

欧米では古くから、「古い卵はゆで卵にし、新しい卵は目玉焼きにする」と言う。冷蔵庫に入れてあった卵でゆで卵を作ると、殻が簡単にむける。それにしても、日本の卵好きはとても幸せだ。日本の卵の衛生は厳しく管理されており、消費者の手元に届いた時には確実に新鮮である。また、よく見られる白と赤の卵の他、海藻の粉末を食べためんどりが生んだヨード強化卵や、ビタミンEや鉄分が豊富な、女性が食べるのに適した宝夢卵もあり、烏骨鶏の卵も簡単に手に入る。

今年のクリスマスは、自分のために、そして家族のために、おいしくて栄養が豊富なゆで卵を作ってみてほしい。(秋桜執筆)

ゆで卵 http://tukurikata.web.fc2.com/yudetamago.html

【2012年クリスマス特集その4】長崎を彩るイルミネーション

今年日本で最も人気が高いクリスマスのスポットは、千葉県のディズニーランドでもなく、東京のお台場でもなく、長崎県佐世保市のハウステンボスである!現在のところ日本最大のテーマパークであり、園内のすべての建築物は17世紀のオランダの街を模して造られている。中心となる宮殿の建築がオランダの女王が居住するハウステンボス宮殿を再現したものであるため、ハウステンボスと名付けられた。

11月下旬から、1000万のイルミネーションで彩られた「光の王国」というビジュアルイベントが始まった。今回のイベントは、「光の王国」「光と炎の王国」「光と炎と闇の王国」の3つのテーマに分けられ、3月まで続けられる。ハウステンボスは、ロマンチックで温かいクリスマスだけでなく、他にも様々な珍しい視覚と聴覚の楽しみを与えてくれるのだ。

光の王国――今回のイルミネーションの第1幕である。光の王国はエンタテインメント的な特色が際立っており、11月23日から12月30日まで、毎日様々なテーマによるイベントが行われ、日本にいながらにしてヨーロッパの雰囲気を楽しむことができる。クリスマス時期には、園内にヨーロッパ風の道が作り出され、現地のクリスマスの気分が味わえる。クリスマスのパレードは、光の王国のテーマで最も重要な部分であり、絢爛豪華なイルミネーションの下で、他にはないクリスマスの夜を体験できる。

光と炎の王国――イベントの第2幕のテーマで強調されるのは風景である。1000万個のイルミネーションと園内の建築物が巧みに組み合わされ、美しい風景ラインが形成される。「光の宮殿」は、中でも最も人気のある建築物である。灯りの転換によって、ハウステンボスの威厳のある部分が目の前に展開される。その中を歩くと、童話の世界に入ったような感覚を覚える。

光と炎と闇の王国――このイベントの最後のテーマであり、前の二つのテーマを包括した上で、最後のテーマ「闇」、即ち恐怖の館が登場する。3Dの立体音響と暗闇系の灯りを組み合わせて、恐怖指数を高めている。恐怖の館とは言っても、実際はアドベンチャーであり、脱出ゲームである。プレイヤーは勇敢な心と前向きな知恵を持たなければ、うまく通り抜けることができない。去年はこのゲームが4.7点の評価(5点満点)を受け、来場者に最も人気のあるゲームとなった。(Luc執筆)

光の王国 http://www.huistenbosch.co.jp/event/hikari_2012/

クリスマスにお薦めの旅★相倉合掌集落

来週はもうクリスマスですね。みなさんは、今年はどこでクリスマスを過ごされますか?クリスマスと言うとすぐに、プレゼントをいっぱい積んだそりと白いひげのサンタクロースが、一面の銀世界の中を駆け抜けて行く光景が頭に浮かびます。クリスマスカードにあるような、そんな果てしなく続く真っ白な雪景色を見てみたくありませんか?実はわざわざヨーロッパまで行かなくても、日本でもそれを見ることができるんです。

今日は皆さんに美しい雪景色が見られる場所をご紹介しましょう。それは、富山県の相倉(あいのくら)合掌村です。日本好きの方々は、合掌村のことを聞いたことがあるかもしれませんね。正確に言うと、合掌集落です。合掌造りとは、両側の材料を三角形の形状に組んであって、それが両手で合掌する形に似ているところから合掌建築と呼ばれたものです。合掌村は、三角形のかやぶき屋根の合掌造りの家が集まっている村で、独特の外観を持っています。この形の家屋は以前からあまり作られなかった上に、戦後の経済成長期に多くの地区で近代化が行われ、数も激減してしまいました。現在日本国内で保存状態が良好な岐阜県大野郡白川村の荻野集落、富山県東砺波郡平村の相倉集落、そして上平村の菅沼集落の三ヶ所は、1995年12月に世界遺産に認定され、これによって合掌村にすばらしい栄誉が与えられたのです。

私は幸運なことに、12月上旬に富山県に取材に行き、相倉集落の民宿庄七に投宿しました。現在相倉集落にある合掌建築は、新旧の民家、寺、道場、合掌小屋など24棟です。そのうち11棟に人が住んでおり、7棟は民宿で、残りの4棟は商店やお茶屋さんです。10棟は空家です。ここは人口わずか80人の小さな村なのです。我々は高さ約11メートルで200年の歴史を持つ二階建ての民家に宿泊し、和室で囲炉裏を囲んで集まり、魚やみかんを焼いたり、当地の山菜料理を味わったり、伝統民謡を聞いたりして、たいへん特別で忘れがたい夜を過ごしました。到着する前の日に雪が降り始めたので、翌日目が覚めて外に出て見た時は、誰もが目の前の美しい光景に息をのみました。見渡す限り真っ白な雪の世界で、木の上にも、屋根の上にも、路上にも、車の上にも、バス停の標識にも、柔らかな白い雪が厚く降り積もっているのでした。遠くを眺めると、まるで一幅の絵のようでした。村全体の美しい景色を捉えるために、私たちは雪の中をゆっくり歩いて展望台に登り、誰もが白い息を吐きながら夢中でシャッターを押して、本物とは思えないほど美しい合掌村の雪景色を完全にカメラに収め、脳裏に焼き付けました。

合掌建築は最も発達した民家形式の一つであり、日本の木造文化の代表と言われます。たまにはコンクリートの都市の騒がしさを忘れて、大自然に回帰し、シンプルで美しい農村の景観を楽しみたいと思いませんか?今年は合掌村に宿泊して、いつもとは違うクリスマスを過ごしてはいかがでしょうか?(哈日杏子執筆、撮影)

相倉合掌集落 http://www.g-ainokura.com/   哈日杏子のブログ http://harikyoko.wordpress.com/ (中、日)

第49回 特別編:東京のクリスマスの夜

【東京のクリスマスイベントその1】六本木の東京ミッドタウンの2000平方メートルの芝生広場で、「スターライトガーデン2012」が開催されている。今年のテーマは「宇宙」で、日本で初めて運用される「モーション・イルミネーション」が導入されている。また、クリスマスの発祥地、フィンランドから、EU公認のサンタクロースがやってきて、子どもたちと一緒に館内を行進し、クリスマスの幸福がすべてのお客さんに舞い降りるように祈った。

【東京のクリスマスイベントその2】想像力を超えた光が迎えてくれる!10周年を迎えるカレッタ汐留では、これまでのLEDのイルミネーションに、注目の「3Dプロジェクションマッピング」を加え、これまで味わったことのない衝撃的効果を演出する。特殊効果とオリジナル音楽が一体となり、広場と建築物の壁面を使用して作り出される非常にダイナミックで斬新なエンタテインメントである。

【東京のクリスマスイベントその3】東京スカイツリーが世界最高のクリスマスツリーになる!開業後、初めての冬のイベントを迎える東京スカイツリーが、冬の装飾に染め上げられる。「Tokyo Skytree・ Dream Christmas」のテーマは、世界最高のクリスマスツリーという贈り物である!11月15日からクリスマスまで、塔身が週末を中心として様々なライティングスタイルに変化する。(姚遠撮影、執筆)

タイトル:「歳末」
場所:原宿駅、竹下通り口附近
撮影のポイント:通りの反対側から信号が変わる瞬間を捉え、行き来する人の波の流れを表現した。ファッションビルの巨大な壁面装飾が上下左右で三分の一を占め、見る人にインパクトを与えている。
使用フィルタ:Hefe+彩度(夕陽に映える人の流れと背景を誇張する。フレームの装飾効果。)
タイトル:「繚乱」
場所:表参道と明治神宮交差点附近
撮影のポイント:見上げて撮影し、建築物の枠を除去し、万華鏡のような鏡面反射の局部のみを選択し、立体建築が作り出す不思議な平面効果を出した。左上の雪の結晶が、画面全体を効果的に統一している。
使用フィルタ:Hefe+彩度−フレーム(赤、茶、黒の三色の対比を強調する。フレームを除去して情報量を増加する。)

タイトル:「お出迎え」
場所:東銀座の時事通信社附近
撮影のポイント:左右両側の金属像と中央の赤いカーペットをすべて画面に入れるため、かなり遠くまで下がって、完全に対称でバランスのよい構図を取った。画面はシンプルだが、訴えかける力がある。
使用フィルタ:Lofi+彩度(黒と白、黒と赤のコントラストを保つ。フレームの装飾効果。)
タイトル:「出会い」
場所:銀座四丁目交差点附近
撮影のポイント:ショーウインドウの中のクリスマス聖歌隊の子供たちのマネキンの、赤いベレー帽と純真な笑顔が人を惹きつける。ウインドウの内と外が共存する構図をわざと選び、現実と夢が交錯するような錯覚を与えている。
使用フィルタ:Sutro+彩度(周囲が暗い映画のような画面になっている。フレームの装飾効果。)

クリスマスイブに東京で雨が降る確率 http://matome.naver.jp/odai/2135514510846893701

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