ネットでできる寺院参拝

美しい京都の町は、日本人の心の故郷だ。日本国内の約15％の重要文化財が京都に集まっているそうだ。京都に行ったら、古美術を鑑賞したり料理を楽しんだりするだけでなく、お寺に参拝するスケジュールも欠かせない。出かけていって参拝する時間がない人や、旅行の前にお寺の参拝のやり方を学びたい人には、「エア参拝」のサイトが役に立つ。これはインターネット接続サービスのZAQを運営する会社によるもので、京都情報を紹介するサイトに付属しており、10月15日から運営が開始された。

ページは黒の背景で、デザインは古風でありながらなかなかおしゃれである。「ENTER」をクリックすると、情景が目の前にゆっくり広がっていく。解説は日本語音声と英語字幕で行われ、将来的には中国語や韓国語などの言語も追加される予定だ。

現在は第一弾として日本の国宝建築の一つである清水寺が「エア参拝」できる。画面には参拝者の視線から撮影された写真が次々と登場する。スクリーンに「煙草を吸っている人は、ここからは強制禁煙です」などの注意事項が現れ、ここから参拝が始まる。「清水寺に行くには、産寧坂や二寧坂を上らなければなりません。」と説明され、「パソコンの前で15回から20回スクワッドをして、実際に上ったぐらいの負荷をかけましょう。」というガイドの声に合わせて、画面上に人物のスクワッドの線画が表示される。面白い作りに、思わず笑ってしまう。そして画面は鳥居から本堂へと移り、チケットを買うところで、またスクワッドを行なって階段を上るのと同じ負荷をかける。

ついに参拝が始まる。日本の参拝のやり方を知らない人は、ここで様々なことを学べる。お賽銭の投げ方、お辞儀をするときの角度、手を置く位置など、非常に詳しく図入りで紹介してくれるのだ。仏様の胎内に入る部分では画面が真っ暗になり、次第に明るくなる様子もとてもリアルである。参拝が終わると、音羽の滝、産寧坂、二寧坂など、清水寺周辺の美しい景色を鑑賞できる。

このサイトは無料で、現在は清水寺だけだが、将来的にはもっとたくさんの京都の名所が加えられて、もっと多くの人々に京都の魅力を伝えることができるようになるという。（河上晃一郎提供）

ヤマハの個性的なバイク

第41回モーターショーに、未来感覚に溢れた外観を持つ電動コミューターの二つのコンセプトモデル、「EC−f」と「EC−fs」がヤマハから出展された。ヤマハに対するイメージが「300km/h」という「スピードの速さ」にとどまったままの人には、環境保護に対応して開発されたこの新しい電動バイクに是非注目してほしい。

EC−fとEC−fsは今までのヤマハのような驚異的なスピードは出ず、24Ahのリチウム電池ユニットと電動機を組み合わせたパワー出力は1万馬力しかないので、速度を追求する人々のためのバイクではない。このシリーズの設計の目的は、運転経験や世代を問わず、もっと多くの人にバイクの運転の魅力を体験してほしいということなのだ。

だがこのバイクは最初に見た瞬間から、他のものとはまったく違うということがわかるはずだ。外観デザインはバイク特有のシンプルな構造を巧みに用い、EC−fでは爽やかなグリーンとホワイトを組み合わせ、EC−fsでは個性的な深みのある色を採用している。シートとハンドルとタイヤの支持体は、バランスよく交叉してX型を構成している。尾灯はシートの後部に融合し、円形の機体はファッショナブルでありながら主張が強すぎることがない。EC−fとEC−fsで異なっているのは、後者がより多くの空洞部分を持ったデザインであるため、重量が軽くなっていることである。その走行の様子が、「息をひそめたように静か」と形容されるのももっともと言えるだろう。

この二種類のバイクは、ヤマハが2002年から開始した計画の重要な段階の一つとなっている。家で、あるいは安定した電源のある場所で充電を行うと、一回の充電で43kmの走行が可能で、後輪に内蔵されている小さなモーターは都会の通勤の必要を充分満たしてくれる。EC−fとEC−fsはまだ市場に出る予定はないが、価格は20〜25万円（約15000〜18000元）と予想され、多くの消費者、特に若者の消費水準に適している。（zhuoling執筆）

驚きの「妄想ライセンス」

実に奇想天外だ！今月9日から、株式会社カメレオンが「妄想ライセンス」のサービスを開始したという。「UFO免許証」から「昼寝許可証」まで、ネットで「妄想ライセンス」のサイトに申請すれば簡単に手に入るのだ。

「妄想ライセンス」は、「巨大ロボ操縦免許証（直接操縦型）」「巨大ロボ操縦免許証（遠隔操作型）」「UFO運転免許証」「魔法使用許可証」「昼寝・うたたね許可証」「地球外生物管理局員証」など、全部で8種類ある。自分の氏名、写真、住所などが記載され、大きさは日本の免許証とほぼ同じで、0.8mmの厚さの美しく仕上げられたカードである。本物そっくりなので、会社でみんなに見せたらきっと話題の中心になれるだろう。

こうしたサービスを子供じみていると思う人もいるかもしれないが、角度を変えて考えてみると、経済が不景気で将来に夢が持てない現在、ストレスや消極的になる気持ちを和らげる調整剤として、「妄想ライセンス」は意味があるのではないだろうか。

心身が疲れたとき、「妄想ライセンス」を手に握って目を閉じ、夢の旅に出てみよう。UFOを操縦して星の間を駆け巡ったり、巨大ロボットを遠隔操作して地球を救ったり、魔法を使って子供たちのためにお菓子や玩具を出したり、地球外の小動物の面倒を見て星を超えた気持ちの通じ合いを感じたり…仕事が多すぎて昼寝の時間もないときは、ポケットの「昼寝・うたたね許可証」が心の慰めになり、仕事の原動力を与えてくれるかもしれない。

現在のところ「妄想ライセンス」はネット購入のみで、一枚700円だが、一回に最低三枚（2100円）購入しなければならない。購入する時はまず「妄想ライセンス」のサイトに登録し、印刷してほしい自分の情報と写真を提出すれば、申請してから約10日で家に送られてくる。受け取ったら、自分だけの幻想の旅に、さあ出発だ！（tata執筆）

男前検定で男前になろう

美を愛する男性のみなさん、まわりの男性より男前だとひそかに得意になることはありませんか？自分が日本全国の男前ランキングでどのへんに位置するかがわかったら、パソコンの前であなたは大喜びするでしょうか？それともがっかりするでしょうか？

今「男前.jp」では、すべての男性を対象に「男前検定」の第一回テスト、スキンケア編を行なっている。最も基本的な洗顔やひげそりの方法から男前としての実力を測ろうというもので、回答後には、学習の参考とするための解説ページが設けられている。テストは全部で三回に分かれ、すべて正解だった人には「男前マスター」の認定証が授与される。

おもしろそうでしょう？やり方はとても簡単だ。テスト前の予習として、一緒に洗顔編を勉強してみよう。洗顔は朝晩各一回で、自分の肌質に合った洗顔料を選ぶ。朝は、眠っている間に分泌した脂を取り、夜は一日の汗とほこりを洗い流す。めんどくさがっていい加減にしてはいけない。洗顔料はしっかり泡立ててから使う。泡を均等に顔に広げ、脂の分泌が多い鼻や額を中心として、円を描くようにマッサージする。マッサージが終わったら、水で繰り返しすすいで、洗顔料が顔に残らないようにする。最後にタオルかティッシュで軽く押すようにして水分を取る。全部でたった五分しかかからないが、長く続ければ男前への道を大きく一歩踏み出すことになるだろう。

「男前検定」は「もっと男、前に」プロジェクトの一つである。このプロジェクトは、日本の男性にサービスを提供するブランドや出版社、流通などの分野の異業種が協力して行なっているもので、男性用スキンケアブランドのアラミス、男性美容家電を提供するパナソニック、男性ファッションを提供するレナウン、ワコール、男性雑誌「UOMO」「DIME」、伊勢丹百貨店男の新館、阪急百貨店メンズ館など、それぞれが日本の各分野における有名企業である。

「もっと男、前に」プロジェクトでは、男性全体のファッション性を高めるために尽力しており、これまでにも多くのイベントを行なっている。イベント用のサイト「男前.jp」では、不定期で男性が興味を持つ各種のファッション情報を更新している。ファッションに興味を持ち、男前になる秘訣を知りたいという男性には是非見てほしい。（劉詩音執筆）

ペアで楽しいクリップ

世界中の人々がそれぞれ違った個性を持っているのと同じように、ありきたりの文房具であるクリップに独自の個性を持たせることができたら楽しいと思う。忙しくて夢中で働いている時に、心を休ませてくれるような「遊び心」を加えたり、特別に重要な人に届ける資料に、心のこもったメッセージを添えたり……、書類をとじるという単純な機械的行為でも、この可愛らしいクリップを使えば、一気に楽しいものに変わるに違いない。

デザインユニット「SPEAKER Inc.（スピーカーインク）」と老舗文具メーカー「サンケーキコム」が共同開発した「ペアクリップ」は、金属部分をte（手）、ashi（足）、hito（人）の形に改造した世界初のダブルクリップで、シンプルで明瞭なデザインコンセプトによって、黒い本体と針金でできた単調なダブルクリップに、新しい生命力と味わいをもたらしている。

te（手）は、手のひら同士が合わせられる瞬間の形になっていて、中国語の「孤掌難鳴」（片手では音が出ない＝一人では何もできない）という言葉を思わせる。二つの手が合わさって書類をとじた時に、「両手」で書類を支えるという重要な機能が発揮されるのだ。ashi（足）は大地にしっかり足をつけてまっすぐに立つ形を表現し、ちょっと後押しすれば「千里之行、始于足下」（千里の道も足元から始まる）というわけで、書類と共にどこまでも歩いていってくれそうだ。hito（人）は両腕を広げてパートナーに呼びかける形で、これをとじれば互いにハグすることができる。クリップたちがこれらの望みをかなえられるかどうかは、使う人の温かい心にかかっているのである。

中国には昔から、「一手独拍、雖疾無声、二人同心、其力断金」という言葉がある。「一つの手では音が出せないが、二人で心を合わせれば金属すら断つことができる」ということで、力を合わせることの大切さを強調している。この商品が「ダブルクリップ」ではなく「ペアクリップ」と呼ばれるところには、「協力する」だけでなく、「パートナーになる」という願いがこめられているという。また「ペアクリップ」のピンク、グリーン、ブルー、パープル、ブラックの５つの色には、それぞれ日常の無味乾燥な仕事に、楽しく幸せな気分をもたらそうという考えが含まれている。

もともとは生命のないクリップに生命の形が与えられると同時に、「人との縁」という楽しくなるような意味がこめられている。デザイナー独自の美的感覚と創造の精神が、ここにも見え隠れしている。（姚遠執筆）

11月16日から、中国の「新浪網」とOKWaveの連携サイトである、、「OKWave中日交流問答網」で、会員登録プレゼントイベントを開催しています。今このサイトに無料会員登録すると、日本旅行などのすばらしい賞品がもらえるチャンスが獲得できます。この機会を逃さず、ふるってご参加ください！！
イベント期間：2009年11月10日〜2009年12月24日
賞品：日本旅行（ホテル、航空券）1組2名様
　　　　蘇寧易購の50元サービス券20000名
　　　　OKWave限定携帯ストラップ3000個

サイトがオープンしてから、どんな質問が出されたか見てみましょう。

Q.どうやったら、国内で日本のホテルを予約できますか？
A.アジア最大級のオンライン旅行ネット「日本楽天トラベル」（中国語名：旅之窓）で、日本各地のホテルの予約が可能です。
「自由旅行」はもちろんとても魅力的ですが、事前にホテルや民宿などを予約していないと、ビザが発行されないのが問題です。運よく日本に行けたとしても、もしかすると「路頭に迷う」ことになるかもしれませんよ（笑）。

Q.デジタルビデオカメラを推薦してください。
A.買うときに、店の人に中国で使えるかどうか必ず聞いてください。私は以前買ってきたら、国内で使えなくて、日本にまた持っていくしかありませんでした。日本人に聞くと、最近はSONYのSR300がとてもよく売れているそうです！でも、国内で使えるかどうかわかりませんが、ご参考までに。
日本に旅行をしたら、電気製品を買って帰るのもいいですね。でも種類が多すぎて、どれを買ったらいいかわかりません。私は日本に来たばかりの時にパソコンを買うのに、誰に聞いたらいいかわからず、適当に買ったら1年で壊れてしまいました（泣）。

そのほかには、こんなおもしろい質問がありました！
Q.日本の有名な電気機器販売店にはどんなものがありますか？Q.日本の女の子は、どうして寒がらないのですか？Q.日本の味噌汁の材料と作り方は？

さあ、早速「OKWave中日交流問答網」に登録しましょう。賞品が当たるかもしれないし、難題も解決できるし、一挙両得ですよ！（「OKWave中国」スタッフ　小金執筆）