2010年1月8日第1号(通巻第200号)・FOR LADY ・




【photo by YaoYuan】

1/8(金)丸の内イルミネーション2009(〜2/14)
東京・丸の内仲通り他

1/9(土)沢渡朔 「Kinky」(〜1/31)
東京・銀座 BLD Gallery

1/10(日)アートリンク in 横浜赤レンガ倉庫(〜2/28)
横浜・赤レンガ倉庫 広場

1/11(月)「ラグジュアリー:ファッションの欲望」展(〜1/17)
東京・東京都現代美術館

1/12(火)青梅だるま市
東京・青梅駅前旧青梅街道

1/13(水)「未来を担う美術家たち DOMANI・明日展2009」(〜1/26)
東京・国立新美術館

1/14(木)どやどや
大阪・四天王寺

1/1(金)宇宙飛行士の野口さん、宇宙からTwitter更新

1/2(土)Apple Store, Ginzaの新春初売り

1/3(日)Uターンラッシュ東名高速は最長52キロの渋滞に

1/4(月)紅白出場歌手の検索数1位は「東方神起」

1/5(火)太平洋側で大雪 交通混乱

1/6(水)東京消防庁出初め式 陸海空で訓練の成果披露

1/7(木)世界最大の3Dテレビ、パナソニック公開

【編集部からのお知らせ】

●1月30日(土)23時30分からのNHK「東京カワイイ★TV」で、「東京流行通訊」が紹介されます。是非ご覧ください!

●本号で、「東京流行通訊」日本語版の発行は200号+特別増刊32号、中国語版の発行は233号+特別増刊33号を数えます。

●「東京流行通訊」の日本語ブログが2006年4月1日に開設されてから、総アクセス数46万pv、中国語簡体字版ブログが2008年3月5日に開設されてから、総アクセス数1.6万pv、中国語繁体字ブログが2006年4月1日から開設されてから、総アクセス数9.7万pv、非公式ブログ「東京letter」が2009年7月8日から開設されてから、総アクセス数0.9万pvとなりました。

●主な協力メディア(2010年1月8日現在):
国際交流基金サイト「心連心
日本交流協会サイト「日台青年交流網站
サイト「searchina
サイト「日本音楽娯楽快線
雑誌「瑞麗/伊人風尚
雑誌「VOGUE TAIWAN
雑誌「LaVie
雑誌「一番日本語
サイト「滬江日語」など多数。

ALAYA

昨年のベストコスメ

日本の有名なファッション雑誌「美的」の今月号では、カラー200ページ程にわたり化粧品や美容についての話題を取り上げ、各部門のランキングと評価が掲載されている。「2009年ベストコスメグランプリ」は、平均年齢31.8歳の1532名の読者の投票によって選ばれており、彼女たちが1ヶ月に使う化粧品代の平均額は、スキンケアで10060円、メイクアップで6310円、1年間の化粧品購入個数は平均14個だそうである。ベストコスメにはどのような商品が選ばれたのだろうか。

スキンケア部門の第1位
クレンジング:DHC 薬用ディープクレンジングオイル200ml 2600円
洗顔:資生堂 洗顔専科パーフェクトホイップ120g 498円
化粧水:アルビオン 薬用スキンコンディショナーエッセンシャル165ml 5250円
美容液:資生堂 HAKUメラノフォーカスEX45g 10500円
乳液:アルビオン エクサージュモイスチャーミルクU200ml 5250円
クリーム:DE LA MER クレーム ドゥ・ラ・メール30ml 17850円
マスク:久光製薬ライフセラ 美容液マスク 良潤肌 5枚入り 1260円

ベースメイク部門の第1位
パウダーファンデーション:アルビオン エクサージュプライマルシフォン全6色 5250円
リキッドファンデーション:RMK リクイドファンデーション全9色 4515円
化粧下地:Paul&Joe ファンデーションプライマー30ml 3675円
パウダー:シャネル プードゥルユニヴェルセルリーブル全5色 6300円
コンシーラー:ボビイブラウン クリーミーコンシーラーキット全10色 4725円

メイクコスメ部門の第1位
アイシャドー:カネボウ ルナソルスターシャワーアイズ 5250円
口紅:資生堂マキアージュラスティングクライマックスルージュ 3150円
グロス:ランコムジューシーチューブ 2835円
チーク:ジルスチュアート ミックスブラッシュコンパクト 4725円
マスカラ:イミュ デジャビュファイバーウィッグ 1575円
アイライナー:ボビイブラウン ロングウェアジェルアイライナー 2940円 (ff執筆)

「美的」公式サイト http://biteki.com/

日本の世界遺産(その一)

北は北海道から南は沖縄まで、日本には全部で14の世界遺産がある(自然遺産3ヶ所、文化遺産11ヶ所)。本メルマガでは、順次これらの世界遺産をご紹介していく予定である。今回は、北海道、東北、関東、中部から、4つの世界遺産を取り上げた。

知床半島
流氷がもたらす大量の微生物によって、バラエティ豊かな魚介類が育っている。サケが産卵のために川をさかのぼり、それをヒグマやオジロワシが捕食し、動物たちの排泄物や死骸が植物の栄養源となって大地に還っていく。海と陸にわたって展開する食物連鎖の特殊性、オオワシやフクロウなどの多くの絶滅危惧動物、美しい知床連山の800種以上の高山植物・・・。知床と世間を隔絶する断崖絶壁が、これらの貴重な原始の自然を守ってきた。2005年に世界自然遺産に登録された。

白神山地
青森県と秋田県にまたがる白神山地は、約8000年前に形成されたブナの原生林で、総面積は130000ヘクタールにわたり、世界でも珍しいものである。ここに広がる陸地、淡水、沿岸、および海洋の動植物は生物生態学の生きた教科書とも言えるものであり、1993年に17000ヘクタールが世界自然遺産に登録された。白神山地西北部に位置する十二湖は、280年前に地震によって形成された山中湖沼群である。湖とブナ林を散策するのに最も良いのは、王池、鶏頭場(けとば)の池、青池のコースであろう。青池の神秘的なブルーの湖水は感動的である。

日光の神社と寺
勝道上人が開いた山岳信仰の聖地である二荒山神社、神君家康を祀った日光東照宮、比叡山延暦寺と並ぶ天台宗三山の一つである輪王寺。これらの二社一寺に周囲の遺跡や自然環境を加えた日光は、人類の創造的才能が大いに発揮された傑作であり、人類の歴史の重要な証人としての建築群でもある。1999年に世界文化遺産に登録された。

白川郷/五箇山の合掌造り
昔話のような風景を白川郷の萩町部落周辺では随所で見ることができる。到着したらまず萩町城の展望台に上り、合掌造りの民家が並ぶ様子を眺めるといいだろう。重要文化財に指定されている和田住宅は、白川郷で最大規模の合掌造りである。1300年もの伝統がある祭りを紹介するどぶろく祭りの館や、廃村の民家で作った野外博物館の民家園「四季の五箇山」(点灯の儀式)など、見ごたえのある施設や見所が満載である。1995年に世界文化遺産に登録された。 (南天執筆)

日本ユネスコ協会連盟 http://www.unesco.jp/contents/isan/ (日、英)

デザインフェスタな人々(その13)

【デザインフェスタのアーティスト】togomama
大学生のときからプロデュース業を始め、2005年からはイベントを集大成した「togomamaカフェ」プロジェクトを開始。今年の4月15日にはデザインフェスタEASTで話題の「togomamaカフェお風呂ギャラリー」をオープンする予定である。

私がやりたいエンターテインメントは、ままごとのようにかわいくて遊び心のあるものです。温かい雰囲気の中で子どもたちが気ままに遊ぶようなものが、私の創作の目標です。

プロデュース業をやるのは、私の中学時代からの夢でした。当時私はユニコーンというバンドに夢中でしたが、彼らが無名から次第に有名になっていく時にマネージャーの功績が大きかったのを知り、何かを表現するのに自分がアート作品を作るのではなく、それを外から作り上げるプロデューサーの仕事に興味を持ちました。高校の時には、人と人の交流や人を繋ぐことの大切さを感じ、ハム無線や手話を勉強しました。大学に入ってからは、写真展をしたり、演劇のプロデュースをしたりしました。これらの試みの延長に、現在の「togomamaカフェ」があります。

「togomamaカフェ」は私が作る最終作品です。「ままごと」を反対に読んで「togomama」としたら可愛い感じになったので、この名前をつけました。30年間ままごとをして、30年の積み重ねが将来オープンするカフェに反映します。この計画はすでに5年やっています。ただカフェを開くだけならば、1年ぐらいでオープンできるでしょう。でも私が開きたいのは、30年間で美術や音楽や食べ物など、私が好きなものを「ままごと」的感覚で企画、プロデュースして、それをカフェにしていきたいのです。すでに予定より27年早く、コーヒーとどら焼きを作ってしまいました。

この春には、デザインフェスタEASTで「togomamaカフェお風呂ギャラリー」を開催し、お風呂のエコーが効いたバンド演奏や最近注目されているアーティストの個展などを開く予定です。

【デザインフェスタのスタッフ】濱田紗羅
デザインフェスタの魅力と言えば、やはりアートの多様性でしょう。ギャラリーにはアーティストたちの思いがつまった作品がいっぱいです。美術館では見ることができないアートだと言えば、想像しやすいかもしれません。アーティストたちと直接交流するのも、非常に魅力的なことです。ここには英語や韓国語のスタッフもいるので、海外からももっとたくさんの人に遊びに来てほしいです。 (kamachi Yuji執筆 Yao Yuan撮影)

(C)2009 DESIGN FESTA Ltd.

デザインフェスタ公式サイト http://www.designfesta.com (日、英、中、韓など15ヶ国語)

かわいいぷちサンプル

「ぷちサンプルの中でどれが一番魅力的ですか?」10人にこのような質問をしたら、おそらく10の異なる答えがあるだろう。発売以来、爆発的な人気のぷちサンプルは種類もその範囲もバラエティに富み、続々と新たな商品が生まれている。注目をして見れば、誰しもがきっとそれぞれのお気に入りのぷちサンプルを見つけられることだろう。

ぷちサンプルは、食品に着眼した食玩ぷちサンプルから始まった。まず日本の伝統的な食べ物である寿司、ラーメン、てんぷらなどが作られ、次にケーキ、スパゲティ、ピザ、アイスクリームが続き、さらには食欲をそそられる焼肉や中国料理へと広がり、いまや世界中の食品がぷちサンプルになってしまったと言っても過言ではない。最近では食玩だけでなく、家電や家庭用品、小さなお部屋、ペット、ファッションなどのぷちサンプルも生まれ、商品の種類は大型スーパーにも負けないほどである。この他、多くのファンの支持を集めるディズニーやサンリオなどの商品や、ぷちショップシリーズなどの新商品も次々に生まれている。

老若男女を問わず、初めてぷちサンプルを目にした人は、密封パックの中にはどんな秘密が隠されているのだろうかとわくわくするような誘惑から逃れられなくなる。密封されたパックを開けると、出てくるのは、緻密に作られた手のひら半分程の大きさのとてもリアルなぷちサンプルである。特に、食品の各シリーズは人気が非常に高く、販売期間を過ぎると追加生産が行われないので、シリーズ商品が揃わないうちに売り切れてしまい悔しい思いをしたという経験を、ぷちサンプルファンは味わったことがあるだろう。

本メルマガの特集号で昨年末に紹介した、おもちゃ王国のキデイランド各店舗では、ぷちサンプルのキャンペーンが行われている。新年の1月1日から、ぷちサンプルを1000円以上買うと、キデイランドオリジナルぷちショッパーとぷちサンプルキャラクターマスコットが贈呈される。数量がなくなり次第終了となるので、食玩シリーズのファンの方は、この機会をどうぞお見逃しなく。 (緋梨執筆)

写真提供:キデイランド広報部

キデイランド ぷちサンプルコレクション  http://www.kiddyland.co.jp/event/re-ment2010/ (日、英)

巨龍が浅草寺に舞い降りた

晴海埠頭で初日の出を迎えてから、初詣をするために浅草へ向かう・・・。東京に暮らす1300万人の中においても、このようなことを恒例としている人はそう多くはないだろう。

しかし浅草寺に関しては、毎年初詣の参詣者は明治神宮に次ぐ多さで220万人に上る。弱者や貧困、遠近を問わず、慈悲の心で生命あるもの全てを救ってくれる観音菩薩を慕う気持ちによるだけではなく、浅草神社の「七福神巡り」や、江戸三大祭の一つである「三社祭」、周辺に集まった寄席や劇場など、日常の中で宗教や文化によって育まれてきた浅草独特の濃厚な下町の風情が、多くの外国人観光客を含む参拝者の魅力となり、人気を高めているのだと思われる。

にぎやかな喧騒や行き交う人の波が、「雷門」の提灯の下から江戸の風情漂う「仲見世」をゆっくりと流れていく。巨大なわらじのかかった「宝蔵門」を通り抜け、例年と同じように手を清めて線香を上げようとした瞬間、浅草寺の本堂に聳える見慣れた屋根に代わって龍の絵が目に飛び込んできた。何と巨大な龍であろうか。空から舞い降りて、首をもたげ、胸を張った金の龍である。ゆったりと舞うような金のひげ、輝く金のうろこ、どの角度から見ても輝く金色が目に眩しい。

呆然とするうちに気持ちも静まり、書かれていた説明を読んで疑問が解けた。浅草寺の本堂では、第二次世界大戦後最大規模の修復工事が行われているのである。1958年に再建されてから半世紀が過ぎた今、瓦屋根から外壁までが現在全面的に修理されているのだという。工事の間、日本の代表的デザイナー、山本寛斎氏の企画の下に、本堂外陣の天井に描かれた川端龍子の名作「龍の図」をモデルとして、保護カバーの上に長さ32.7メートル、高さ10.2メートルの巨龍が描かれたのである。

本家の「龍の図」は畳19畳分の大きさで、それでも充分巨大と言えるものだが、今回の金の龍は少なくとも畳200畳分はあるに違いない。その見開かれた目、振り上げられた爪など、生き生きとして今にも絵を突き破って出てきそうだ。浅草寺であればこそ、こんなにも素晴らしい演出が出来、他では得られないような感動を味わえるのだと驚きに興奮する心を鎮めながら思った。

数年前には、京都の建仁寺の法堂に描かれた巨大な天井画「双龍図」を見るという素晴らしい機会に恵まれた。そして2010年の最初の日に、浅草寺の山号である「金龍山」とぴたりと符合するような金龍に再び心が震える体験をした。火災や地震、そして戦火に遭うたびに、力強く復興してきた浅草寺。空から舞い降りた金龍の助けを借り、浅草寺は茫漠とした世界に警鐘を鳴らし、多くの人々を啓発する神威をさらに深めることだろう。(姚遠執筆)

photo by Yao Yuan

浅草寺公式サイト http://www.senso-ji.jp/ (日、英、中、韓)

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