2011年10月07日
第37号(通巻第283号)






【photo by Yao Yuan】

10/7(金) 東海道五十三次展(〜10/30)平木浮世絵美術館 UKIYO-e TOKYO

10/8(土) 第33回足立の花火 荒川河川敷

10/9 (日) ネッツカップヴィッツレース2011 同乗試乗会 メガウェブ

10/10(月) 劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎 『髑髏城の七人』 青山劇場

10/11(火) しいたけ狩り(〜5月上旬)狭山ベリーランド

10/12(水) 国宝 重要文化財 光明寺のお十夜(〜10/15) 光明寺

10/13(木) PSPゲームソフト「龍刻」発売

9/30(金) 上野樹里 : 大河「江」撮影終了し、満面の笑顔 涙の水川、笑顔の向井とセレモニー

10/1(土)日本酒の日:十四代や田酒、醸し人九平次などが楽しめるイベント開催

10/2(日)渡部秀「秋田米食べてすくすくヒーローに」

10/3(月) シーボン、「アサイ」の抗酸化力に着目したサプリメント「シーボン アサイベリーQ10」を発売

10/4(火) 全国各地で今秋一番の冷え込み

10/5(水) アップル、「iPhone 4S」を発表:A5プロセッサ搭載で2倍高速

10/6(木) 原発事故の影響? 福島の子ども7.7%に甲状腺機能異常

→いつも海外旅行をすると、いちばん頭を痛めるのが帰国時のお土産です!大きすぎたり重過ぎたりすると、持って帰るのがたいへんですし、お菓子などは軽くて便利ですが、食べたらなくなってしまいます。実用的なお土産や、長い間とっておける記念品を買うために、アイデアいっぱいのグッズを買える店を紹介していただけないでしょうか?【滄州 晨琴
 
←次の三つの文具・雑貨ショップの商品は、評判もたいへんよく、東京で買物をする時間があれば、是非行くべきです!きっと、一生大切にできる宝物を見つけることができるでしょう。
MoMA DESIGN STORE(神宮前店)1929年に現代アートを提唱したデザイナーたちがニューヨークで開いた名店。そのすばらしい製品を東京でも見ることができる。しゃれたデザインのモダンな家具や、コンセプトに優れたインテリア雑貨など、ためいきをつくような商品がいっぱいだ。
伊東屋(銀座店)ブランドの歴史が百年を超える伊東屋は、日本最大の高級文房具専門店である。事務用品、カード、画材、紙製品など、すべてがそろっている。ここに行けば、文化の香りを感じることができるだろう。
東急ハンズ(池袋店)DIY用品を専門に販売する、クリエイティブライフのための店である。自分で作るための材料や、室内用品、趣味の用具、工芸品、アウトドア用品、文具など、あらゆるものが揃っている。

新しいヘッドマウントディスプレイ

いつの日か、ポータブルオーディオプレイヤーで音楽を聴くのと同じように、テレビのスクリーンが目の前に広がって、しばし世の中と隔絶したようにその世界に没頭して映画を鑑賞することができたら、どんなに面白いことだろう。実は「ヘッドマウント式テレビ」という発想は数十年前からあったのだが、SF小説の中の空想から電子製品の実験室での無数の試みに至るまで、満足できるヘッドマウンテンディスプレイは世界でこれまで一台も現れることがなかった。

早くも1995年には、任天堂が「バーチャルボーイ」というゴーグル型のゲーム機を発表したが、その意図は、ユーザーがゲームの中に身を置いて楽しんでほしいということだった。しかしこの試験的な製品は、体験の感覚があまりよくなかったので、コストを取り戻すほどには売れなかった。それから時はあっという間に流れ、今年の9月、日本の家電大手企業であるソニーが、最新の科学技術を搭載したヘッドマウントディスプレイを発表した。任天堂の失敗から16年。このHMZ−T1という新しいディスプレイは、我々を本当に夢に見た不思議な世界に連れて行ってくれるのだろうか?

まずは、この新しい商品がどんなものか見てみよう。白い本体を持つこの製品のサイズは、多くの人の想像を超えて驚くほど小さく、頭に載せるとアメリカの漫画「X−メン」に出てくるサイクロップスのようだ。ヘッドマウントディスプレイのスクリーンは目のすぐ近くにあるので、二つの目が焦点を失うという問題を解決するために、二つのスクリーンを配置する必要がある。だがソニーがこのディスプレイの中に二つの1280×720画素の液晶スクリーンを内蔵した意図は、その点だけを考えたのではない。そう、HMZ−T1は、裸眼3Dディスプレイなのだ。

そればかりではない。従来の3D表示方式は左右の目が見る画面を同時にディスプレイに表示し、眼鏡や回折格子でそれぞれ画面を左右の目に投影して、3Dの効果を作り出していた。だが、ヘッドマウントディスプレイは直接二つの目が見る画面をそれぞれの目に投影した、正真正銘の「本物の3D」なのだ。この3Dハイビジョンディスプレイの視覚効果は、20メートル離れて750インチの超大型スクリーンを見るのと同じで、劇場なみのインパクトのあるビジュアル効果を得ることができる。ソニーはテレビにおける高い技術によって、このディスプレイの色彩の美しさやコントラスト、残像などの面での優位性を保障している。

この時代を画する意味を持ったヘッドマウントディスプレイは、11月11日に発売される。価格は59800円である。一方、ソニーのEVP/CEOである加藤勝さんは、ヘッドマウントディスプレイの音と光の効果は未成年の脳の発育に悪影響を与える可能性があるので、15歳未満の子どもは使用を控えるようにと忠告している。(凱特執筆)

ソニーHMZ−T1 http://www.sony.jp/hmd/products/HMZ-T1/


自動車関連情報

【スマホがカーナビに】NTTドコモは、「ドコモドライブネットTM」を利用可能なスマートフォン専用クレイドル、「ドライブネットクレイドル01」を9月16日に発売した。この機器を使えば、GPS電波の状態がよくないトンネル内でも自動車位置を正確に表示することができる。すでに「ドコモドライブネット」対応製品として「パイオニアSPX−SC01」がカー用品店で販売されているが、最新の専用機器である「ドライブネットクレイドル01」はドコモショップで販売される。故障が起きて修理が必要な場合は、ドコモの携帯と同じように、ドコモショップでアフターサービスを受けることができるのだ。また同日に、「ドコモドライブネットアプリ」の機能追加も行われ、契約者同士で位置を共有することができ、数台の自動車が一緒に行動したり、目的地に集合したりする時に非常に便利である。

【空気エンジン車】豊田自動織機の「豊田自動織機豊友会」の一つである「夢の車工房」は、圧縮空気を動力とした空気エンジン車「KU:RIN(クーリン)」を開発した。これは同社のカーエアコン用コンプレッサ技術を応用している。元々コンプレッサはエアコンの冷媒を圧縮するものだが、「KU:RIN」はコンプレッサを膨張機として使用し、圧縮空気の膨張力を動力としている。搭載された空気エンジンは小型で軽量であり、パワーと瞬発力が高い。「KU:RIN」は日本自動車研究所のテストコースで、時速129.2kmを記録し、同社はギネス世界記録に申請する予定である。

【大きな耳のPRカー】高さ2メートルを超える巨大な耳を持つ「耳カー」が、最近東京都内各地に出没している。これは日本自動車工業会、エフエム東京、J−WAVEの3社が共同で制作した「東京モーターショー2011」のPRカーである。赤を基調とした暖色系のTOKYO FM車両と、黄色と青を基調とした寒色系のJ−WAVE車両の2台がある。2台ともワンボックスタイプのファミリーカーで、左右後部ドアの外側にERP製の耳の模型がついている。モーターショーは12月2日から11日まで開催されるが、開催期間中まで、レポーターが耳カーに乗って都内を巡回し、クルマ社会の未来に関する人々の意見を拾い集める。巨大な耳に向かって小声で話すと、耳が声を録音し、収録された音声はラジオ番組やモーターショー会場で披露される。(ff執筆)

GAZOOニュース/自動車業界ニュース http://gazoo.com/News/Default.aspx?CategoryId=4


森の戦士ボノロン

ご存知だろうか?我々が生活するこの世界のどこかの、巨大な木の下に、樹木の根がつながったタスムンという別世界があって、その樹木でいっぱいの森の世界に、私たちの森の戦士ボノロンが住んでいるのだ。オレンジ色のボノロンは、小さな目と大きな口を持っている。身体はとても大きいけれど、10年で1歳年をとるタスムンでは、彼はまだ9歳の子どもだ。まだ幼いが、ボノロンは正義感があり、とても信頼できる少年だ。ボノロンは大樹の根を通って我々の世界にやってきて、困ったり悲しんだりしている人々を助けたり、願い事が叶うように手伝ってくれたりする。ボノロンと一緒に不思議な旅に出てみたいと思ったら、それはとても簡単である。セブン銀行か、コンビニのセブン−イレブンへ行って、無料の絵本「森の戦士ボノロン」をもらってくればよいのだ。

「北斗の拳」の作者、原哲夫さんがプロデュースした絵本「森の戦士ボノロン」は、2005年6月から始まった。偶数月に100万部ずつ発行され、全国のセブン銀行やセブン−イレブンに置かれている。読みたい人は無料でもらうことができる。無料の絵本だが、たいへん丁寧に作られており、物語もみんなを夢中にさせる内容だ。絵本には広告などがまったく載っておらず、きちんと作られたすばらしい絵本作品となっている。非常に読みごたえのある絵本なので、たくさんの子どもたちが大ファンになっているのだ。

偶数月の15日には、子どもが多い地域の近くの店舗では、「森の戦士ボノロン」は大人気で、遅れて行くとなくなってしまう。また、「森の戦士ボノロン」が好きなのは子どもたちだけではなく、大人の間でもこの絵本への評価は高い。子どもに絵本を読み聞かせると同時に、自分と子どもの距離を近づけることもできる。子どもたちがいろいろ質問するので、親が子どもの考え方を知るのにも役立つ。この小さな絵本が、親と子どもの間を結ぶ架け橋になっているのである。

この絵本が大成功を収め、品質も変わらないのは、製作している人たちの努力の成果でもあるが、賛助企業であるセブン銀行の大きなサポートとも切り離せない。セブン銀行は絵本の製作を自社のCSR(企業の社会的責任)の重要な一環としており、全力で取り組んでいるのだ。小さな絵本が拡げるコミュニケーションは無限である。みなさんもちょっと読んでみたくなったのではないだろうか。次回発行月の15日は、是非逃さないように!(小雅執筆)

森の戦士ボノロン http://blog.goo.ne.jp/bonolonnews/c/6bc938b51ff9b4f8545c4ea8c751c0ab


麺匠のこころつくし「つるとんたん」

「鶴」(瑞鳥)と「飩」(空海が唐から持ち帰った言われる飩〜はくとん〜と呼ばれる麺)、「啖」(健啖家、啖能などの啖)の合成語。そしておうどん屋「つるとんたん」の店名の由来はもう一つ、“つるつる”おうどんをすする音、“とんとん”おうどんを打つ音、“たんたん”おうどんを切る音を組み合わせた。

東京と大阪で人気の「つるとんたん」が東京屈指の繁華街歌舞伎町に「つるとんたん新宿店」を出店したのは6年前。土地柄を生かし「食と音の融合」をコンセプトに開店。眠らない街“新宿歌舞伎町”というだけありクラブのようなシックで高級感のある造りで、店内にはステージやモニターなどが設置してあり、毎晩オーディションにより選抜したアーティストがクオリティーの高いライブを開催している。

メインのお出汁のおうどんを軸に新しいものへの追求にも力を入れており、うどん屋ということを疑うほどメニューのバリエーションが豊富だ。今や定番メニューとなった「クリームのおうどん」、四季折々の「季節のおうどん」は旬の食材をふんだんにあますことなく使い、ことに食欲の秋の今は松茸や秋茄子といった秋の味覚を思う存分楽しめるメニューが並ぶ。

つるとんたんのうどんは「おうどん」と呼ばれ、うどんに「お」をつけている。それは厳選した食材や大きく重厚さ漂う器、そして提供方法を初めとするハイレベルのサービスにより、うどんに「おもてなし」の心を添え、自然界からの恵みである食材をプロデュースするプロとしての意識と同時に、恵みへの敬意の現れである。

アサヒビールのエクストラコールドを扱っており、こちらは-2℃の冷たいビール。びーるは-4℃ほどで凍ると言われているので、まさに凍る寸前のビールだ。暑かった夏の疲れが出てくる今日この頃。熱々のおうどんと冷えたビール、そして最高のおもてなしで鋭気を養うのもいいかもしれない。(北村優希執筆)

写真提供:つるとんたん

つるとんたん http://www.tsurutontan.co.jp/


あなたもお土産中毒者?

日本は、お土産の需要が最も多い国かもしれません。どこに行ってもお土産を売る小さな店や大型の専門店があり、お土産の種類もあまりに多くてびっくりするほどです。何でも売っていますし、どの商品も買う人がいます(笑)。日本全国各地に数え切れないほどの地方限定のお土産があり、観光地だけでなく、空港や駅、神社などでも各種の記念品を売っています。そのどれもがとても美しく出来ていて、気持ちをそそられます。全部買ったら破産してしまいますから、買うときには細かく計算しなければなりません。どれに記念品の価値があるか?どうしても買うべきなのはどれか?いくつ買うか?誰にあげるか?深く研究する必要があります。

相手との間柄や関係によってあげるものも異なってきますし、自分が買うお土産は自分の見る目やレベルを表します。価格は問わないとしても、相手にあげても役に立たず、捨てるのも惜しいようなものだったら、相手も困惑します。お土産を選ぶには、まず相手の趣味と年齢を考え、慎重に買うのが大切です。また、お土産は自分がそこに行ったことを証明する証拠でもありますから、多くの人が地名が書かれているお土産をわざわざ買って、家に持って帰ったり、会社に持っていったりして、自分が悪いことをしていないことを証明しようとします。もっとも、今では東京駅でも空港でも日本全国各地のお土産が買えますし、ネットでも購入できますから、お土産のレシートこそが最大で最も有利な証拠となるでしょう(笑)。

さて、お土産を運ぶのも、頭を悩ませる問題です。私の日本人の友人が台湾に来る時は、いつもお土産購入を行程の中に組み入れます。いつの頃からか、このお土産購入と旅行とがイコールで結ばれるようになり、気に入ったものが買えなかったり、数が足りなかったりすると、彼らはみな苦悩の表情になり、私も見ていてプレッシャーを感じます。買えたとしても、大金を費やすことになりますし、大量のお土産が荷物を増やし、誰もが大荷物で四苦八苦し、外国旅行がつらい仕事のようになってしまいます。ついでに言うと、私も日本へ行くたびに同じような苦労を味わい、スーツケースの半分は台湾土産になります(汗)。

私自身、実はお土産中毒者で、外国旅行のたびにたくさんのお土産を買います。まず地名の書いてある装飾品、そしてお菓子などです。母に買うときは、父にも買うのを忘れてはいけませんし、兄にも、弟にも、友だちにも、といった具合で、一体いくつ買ったらいいかを数えていると、自分もクラッシュしてしまいそうです。また不思議なことに、買って帰ったそれらのお土産は、ひとたび旅先を離れると、たちまちその独特な雰囲気が消えうせ、自分でもその時になぜそれを買いたかったのか理解に苦しむこともあります。つまりお土産を買うのは女性が服を買うのと同じで、視覚的、衝動的な買物行動なのでしょう。みなさんもよく考えてから行動してくださいね〜。(哈日杏子執筆)

Photo by 哈日杏子

全国おみやげサーチ http://www.alles.or.jp/~shiotsu/kaisya.html
  哈日杏子のブログ http://harikyoko.wordpress.com/ (中、日)


サブカルチャーの新しい視点

よく日本の友人に聞かれる。「日本の流行情報を十年以上伝えているのですから、現代の中国の若い人たちが一番好きな日本の商品は何か、一番人気のある日本のスターは誰かなど、すぐに答えられるでしょう?」こういう質問を受けるたびに一生懸命考えるのだが、明確な答えを出すことができない。中国は大きく、人口も多い。それぞれの人に個性があって、趣味や好みも千差万別である。一言、二言では、とても言い尽くせないのだ。――そこで、中国の四大微博(ウェイボー)の「東京流行通訊」の最近のつぶやきを見てみよう。合計およそ15万人近くのフォロワーの反応を見れば、現代の中国の若者が興味を持つ対象について、いささかなりとも示すことができるかもしれない。

人気ランキング第一位:ワコールのネット限定販売の「大きな胸を小さく見せるブラ」(リツイート5300回以上)、第二位:ペット服オーダーメイドの店「友里亜」の猫用ドレス(リツイート5200回以上)、第三位:アメリカのアデルソン博士が1995年に発表した「チェッカーシャドウ錯視」、YouTube上のビデオ(リツイート3000回以上)、第四位:カザフスタンの女性曲芸師ズラタの柔軟な身体による驚くべき演技(リツイート1500回以上)、第五位:日本の達人が東京スカイツリーを擬人化(リツイート1300回以上)、第六位:日本の声優イケメンランキング(リツイート1200回以上)。

これらの話題は、東京流行通訊が直接発信した情報に対する反応に過ぎず、全面的な情報とは言えないが、この一年にリツイートが千回以上行われた日本の情報を見渡してみると、現代の中国の若者の興味の焦点を現すキーワードが、「話題の意外性」(これまでに見たり聞いたりしたことがないアイデアなど)、「品質の追求」(美容、ファッション、高級カー、高級な住居など、生活水準が徐々に向上している)、「漫画やアニメの浸透力」(キャラクターを初め、アニメや漫画の影響力があちこちに見られる)などであることが概括できるだろう。常にアジアをリードする日本のサブカルチャーは、今後どんなコンテンツを打ち出せば、新たなブームを巻き起こせるのだろうか?上に述べたいくつかの反応が、将来に対して現実的意味を持つ啓示を与えることができればと期待している。(姚遠執筆)

日本サブカルチャー研究会 http://www.japan-subculture.com/top.html


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