まもなくクリスマスがやってくる。自分にとって大切な友人へのプレゼントを選ぶとき、自分の気持ちを相手に伝えるためには何を贈ったらいいか、我々はいつも大いに頭を悩ませる。服やアクセサリー、花、キャンドルなどがよくプレゼントとして選ばれる。だがモノが溢れる現代にあっては、ただ外見が美しいものを贈るのではなく、プレゼントしたものが相手の生活の中で役に立つことを願う人が多いのではないだろうか?そうなると、実用的でファッショナブルでもある家電製品が視野に入ってくる。
最近行われたある調査では、「妻や彼女からもらいたいクリスマスプレゼント」について、20〜40歳の男性のうち43.1%がIT関連製品を選んだ。それに次いで腕時計と答えた人が33.8%、第3位は生活家電製品で26.9%であった。一方、「夫や彼氏からもらいたいクリスマスプレゼント」では、41.6%の女性が美容機器を選び、それに次いで生活家電製品の31.2%、第3位はIT製品で31.0%だった。
このことから、価格がリーズナブルで、日常生活で活躍する実用的な家電を多くの人が選ぶようになっていることがわかる。その中でも、予算によって実用家電の選択肢は異なってくる。アンケートでのクリスマスプレゼントの予算に関する質問への答は、男性は平均2万1千円、女性は1万4千円であった。このような一般的な価格帯でも、選択範囲は非常に広い。例えば1万円前後のセラミックヒータは、省エネが叫ばれる時代にあって、放熱効果は空調なみにしっかりしており、しかもエネルギーをあまり消耗しないため、暖かくて環境に優しい。また、イオン加湿器は冬に皮膚が乾燥するという悩みから女性たちを救ってくれるため、かなり人気が高い。もし予算が2万円なら、ホームベーカリーがいいだろう。家族の朝食のテーブルに、毎朝焼きたてほかほかのパンが出るとしたら、仕事でも勉強でもバリバリやる気が出るに違いない。
コーヒーが好きな彼にはコーヒーメーカーを、音楽が好きな彼女にはミニコンポを。クリスマスの季節は寒いけれど、心を込めた贈り物は、寒い冬にも一筋の暖かな陽光になるだろう。贈り物を手に、微笑みながら、大切なあなたに「メリークリスマス!」(小雅執筆)