成熟とカワイイの融合

女性たちはいつでも、もっと可愛くなって光り輝きたいと願っている。仕事の時も、友達とショッピングに行く時も、クラブで踊る時も、彼とデートする時も……華やかなシーンの中で最も注目されるファッションを身に付けていたい。時には可愛く、時には魅惑的に……そんな女性の気持ちを満足させられるのが、CECIL McBEE（セシル・マクビー）である。

CECIL McBEEは、渋谷の109を中心として日本全国にショップ展開する大人気ブランドだ。浜崎あゆみが愛用しているため、そのセクシー＆キュートというコンセプトが日本女性たちの熱狂的な支持を受けている。コート、ニット、ワンピースから財布といった小物まで、「CanCam」や「ViVi」などのファッション雑誌に頻繁に登場し、注目を浴びている。ショップだけでなく、通信販売でも商品が需要に追いつかないほどの人気を集めている。

ファッションに敏感な女性の気持ちを上手に表現し、大人っぽさの中に「エレガント」「カジュアル」「グラマラス」などの様々な要素を取り込み、いつも女性らしさを忘れないためのファッションを提供することが、CECIL McBEEのコンセプトである。カジュアルからエレガントまでの豊富なバリエーションによって、女性たちがいつでもどこでも様々なスタイルを表現することができる。「少女のような可愛らしさ」と「成熟した女性の雰囲気」がCECIL McBEEの中では統一されているのだ。

また、CECIL McBEEはバッグも豊富である。ピンクの可愛いリュックや、持ち手の部分が金色のチェーンになったバッグはとても素敵だ。流行のチェック柄やエナメル質に金色の「CM」の文字が引き立っている。こんなバッグを持って出かけたら、羨ましがられたり褒められたりするに違いない。これが、CECIL McBEEの持つ独自の個性の証明なのである。

東京、大阪、名古屋、仙台、福岡など、現在日本中に100あまりあるCECIL McBEEのショップのほとんどが、駅から近いところに位置している。時間があったら、是非のぞいてみてほしい。

CECIL McBEE公式サイト　http://www.cecilmcbee.jp/

名前で遊ぼう

「脳内メーカー」や「体内メーカー」などがブームになってから、名前を入れれば意外で面白い結果が得られるサイトが次々に作られている。今日は、名前で楽しむサイトの新しくから出てきたものをいくつかご紹介するので、みなさんにも是非試していただきたい。

【取扱説明書メーカー】枠の中に自分や他人の名前を入力してクリックすると、電気機器のような取扱説明書が作成される。例えばアメリカの大統領選挙に立候補しているヒラリー・クリントンを入れると、次のような結果が出た。「水に濡らさないようにご注意ください。風呂場では使用しないでください。」正常に作動しない場合は、「SONYが有償で修理をいたします。」何だか合っているような感じがする（笑）。

【ザ恋愛インタビュアー】架空の「1000人インタビュー」を行って、あなたの恋愛の全体的イメージを提示してくれる。「総合的なイメージ」「こんな恋愛をしてそう」「こんな理由で別れそう」などに分けてトップ3位までの答えを表示する。例えば、「総合的なイメージ」では「大雑把な人」、「こんな恋愛をしてそう」では「感謝することがなく不満ばかり」などという結果が出たりする。また「街角の声」として、「あんな女は、男が恐がって逃げていくよ。早めにあきらめたほうがいいね。……あっ、本人には言わないでね。（東京都在住　13歳　中学生　あやか）」などと書かれていて、まったく言いたい放題である（笑）。

【今日すべきこと――世界初のライフハック検索エンジン】超簡単だ！名前を入力してクリックすると、今日すべき「最も重要なこと」を教えてくれる。内容は、毎日変化し、例えば、「コスモを燃焼させる（重要度87％）、電通の高収入の誘いを断る（重要度61％）、お母さんの肩や背中を揉む（重要度31％）、腰をかがめて叫ぶ（重要度43％）」などと出てくる。それにしても、自分のことなのに、すべきことをどうして他人に決められてしまうのだろうか（笑）！

【二つ名メーカー】自分や他人の名前を入れると、SFや時代劇のような二つ名（異名）が作成される。例えば、上戸彩と入れたら、「幻影隔離（ヴァニシングストーム）」、木村拓哉は「火焔執行（マーダートリック）」となった。何だかかっこいい。掲示板書き込みのハンドルネームに悩んだら、参考にできそうだ（笑）。

東京「ミシュラン・ガイド」

ミシュランは、世界で初めてラジアルタイヤを製品化したフランスのタイヤメーカーである。この会社が発行する「三つ星」評価つきの旅行ガイドである「レッド・ガイドブック」はたいへん人気がある。最近はグローバル戦略を推進しており、2005年にはニューヨーク版、2006年にはサンフランシスコ版、2007年にはロサンゼルス版とラスベガス版を発行している。

さて、2007年3月に、ミシュランの歴史に新しいページが加わった。ミシュランの22番目の国として、日本がアジアで初めて選ばれ、「ミシュラン・ガイド東京」（日本語版と英語版）が2007年11月に出版されることが発表されたのだ。東京の住人だけでなく、世界各地から東京にやってくる人々が、この本によって東京でおいしいレストランを簡単に探すことができるというわけだ。

2006年の夏から、ヨーロッパの調査員たちが東京のレストランやホテルを調査して回った。もちろん、他の国の場合と同じく覆面調査で、一般の顧客としてサービスを受けて評価をする。「ミシュラン・ガイド東京」の評価は、「ジャーナリストの評価」「格式」「内装」とは無関係で、「料理」の完成度だけを基準としている。そして、星、フォーク、スプーンの記号で評価を表す。素材の鮮度と質、調理技術の高さと調味料の完成度など、厳格な基準によって、星が付けられたレストランは150軒にのぼった（そのうち、「三つ星」は8軒だ）！こうして、日本はミシュランの本家、フランスよりも多い最多の星を持つ国になった。

なぜ東京なのか？日本の文化は豊富で洗練された食事の上に成り立っており、日本の食事の楽しさは、美しい食膳に表現されている。東京が食事と料理の伝統を持つ場所として、アジアで最初に選ばれたのは当然のことだったのである。（右田和伸提供）

黒人と日本の演歌

先週のオリコンチャートで初登場と同時に第4位を記録した歌手のJEROが、各ラジオ、テレビ局で大きな話題になっている。JEROはアメリカ生まれの黒人演歌歌手なのだ。デビュー曲の「海雪」が、発売したとたんに第4位になってしまった。つばの大きな赤い野球帽、だぶだぶのジーンズ、時おり見せる軽快なステップや拳を振り上げての熱唱。甘く切ない歌声とスマートな雰囲気が、演歌ファンの心をしっかりとつかんだ。アメリカの青年が、なぜ日本の演歌の道に進むことを決めたのか。そのことに、日本の女性たちは大きな驚きを感じている。

JEROは1981年にアメリカに生まれた。日本人の祖母の影響で、幼い頃から演歌を聴いて育ち、おばあちゃんを喜ばせるためにしばしば自分でも演歌を歌った。大学卒業後はコンピュータエンジニアになった。5年前に来日し、仕事をしながらNHKの人気番組「のど自慢」に参加し、ビクターエンタテインメントにスカウトされて芸能界デビューした。「演歌歌手になるとおばあちゃんに約束したけれど、残念ながら彼女は3年前に亡くなって、僕のデビュー曲が聴けなかった。今、僕は、おばあちゃんのことを思いながら歌っている。」とJEROは言う。

彼のデビュー曲である「海雪」は秋元康の作詞、宇崎竜童の作曲である。JEROの歌は「日本人より日本人らしい」「黒人特有のこぶしが利いている」などと言われる。「紅白歌合戦」を目標に、現在、ピッツバーグでコンサートを行っているJEROは、すでにNHKの「歌謡コンサート」の出演が決まっており、一歩一歩自分の夢に近づいている。関西弁を交えた流暢な日本語を操りながら、JEROは自分について「まだまだ勉強が必要」と謙虚に語っている。

歌詞も歌声も、外国人が歌ったとは思えない本物の演歌である。だが服装だけは、依然として自分の個性を保っている。JEROの演歌の世界は、世界中のもっと多くの若者たちを惹きつけていくことだろう。

楽しい「肉きゅうパッチ」

ライフケア技研株式会社が富山大学との共同研究で、犬や猫のストレス状態を測定できるペット用ストレス測定シール「肉きゅうパッチ」を開発し、大きな話題になっている。ペットを愛していても、彼らの気持ちを推測するのは難しい。「肉きゅうパッチ」は、ペットの肉球に貼り付ければ、ペットの気持ちが色によって一目瞭然でわかる直径1センチメートルほどのシールである。

使用法は非常に簡単で、まずペットの肉球の汚れをタオルなどでふき取り、丸いパッチを台紙からはがして肉球に貼り付ける。3分経ったら、中心部の色を周辺部の色見本と比較すればストレス度が判定できる。ピンクになればストレスが強く、薄い青なら少しストレスがあり、青ならリラックスしている。

「肉きゅうパッチ」は、ストレスがあると動物が汗をかくという原理を利用している。試薬を塗ったシールの色の変化で、ペットの気持ちや健康状態を知るというわけだ。この会社では、ペットだけでなく、人の「アルコール体質」を判定するシールも発売している。それによって、お酒の席で本当に「飲めない」のか、ごまかしているだけなのかを判定することができる。また、自分の健康を管理することもできる。

「肉きゅうパッチ」はたった三分で、ペットのストレス状態を飼い主に教えてくれる。値段も非常に安く、10枚でわずか1200円である。人とペットが気持ちを交流するのに最適なグッズと言える。

「肉きゅうパッチ」公式サイト　http://lifecare-giken.co.jp/goods/index5.html

木の枝に若芽が芽吹いて、早春の到来が感じられる今日この頃である。様々な明るい色のファッションが次第に街に増えていくと同時に、日本ではこの季節に必ず登場するのが、大きなマスクをしたり、せきやくしゃみで苦しそうにしたりしている人々の姿である。

春の花粉症の問題は、もはや新鮮な話題ではなくなってしまった。だが、最近また新しい悩みが暗い影のように日本の上空を覆っている。それは、「砂の襲来」である。広島市は、昨年の3月から5月にかけて28日間、黄砂によって悩まされた。香川県では今年初めて、黄砂が空を覆った。また、「海のシャングリラ」と呼ばれる沖縄の空も、果てしない黄砂に覆われるようになった。日本アルプスに遮られて、かつては東京を初めとする首都圏では黄砂の問題は切実ではなかったが、今年はその東京も黄砂から逃れられないようで、メディアも大がかりに報道し、緊張が高まっている。

本来、黄砂は黄河流域と砂漠地帯で発生する砂塵が運ばれる自然現象である。だが近年は中国の工業が急速に拡大し、牧畜用地が激減しているために、黄砂は単なる季節的な現象ではなくなり、人為的な環境破壊問題になっている。中国の工業地帯のスモッグによって、大気汚染物質が吸着して健康に影響を与える有害な砂となり、頻度が増すと共に被害も甚大になって、中国の北方地域の年間の被害総額は七千億円ほどにまでなっている。

科学者の分析によれば、黄砂には二つの側面がある。空中を舞う黄砂には、酸性雨を発生する自動車の排気ガスや火山ガスなどの汚染物質が付着している。だが、他方では、黄砂には炭酸カルシウムが含まれ、酸性をアルカリ性に変えることができ、酸性雨を中和する効果があるのである。だがどちらにしても、黄砂は太陽の光を遮り、通常の生活に大きな影響を与える。この春の訪れと同時にやってくる黄砂の害は、青い地球を愛する日中両国のすべての人々が関心を持ち、深く考えるべきものだと思う。