お姫様とアイドルの間
宝石のような大きな瞳、抜群のスタイル、B84、W60、H86のプロポーションを誇るマリエは、日本の芸能界に入るとたちまち大きな旋風を巻き起こした。まだ18歳のマリエは、ただ美しいだけではなく、世界的大富豪の家庭に生まれている。カナダ人の父親はF1レース専用オイルの大企業を経営し、世界各地に5つの別荘を持ち、豪華客船、ヘリコプター、何台かの名車を所有している。美しさと富を兼ね備えたマリエは、しばしば日本のパリス・ヒルトンと呼ばれる。
モデルをしていた姉の影響を受けて、マリエは子供の頃からモデルの仕事に憧れを持ち、10歳でその世界に入った。そして数年で「ViVi」や「with」などのファッション雑誌のトップモデルになった。だが彼女はモデル界での成功に満足せず、去年からTBSの「世界バリバリ★バリュー」などの番組にも出演している。番組の中でマリエは、苦労知らずの発言で一部の人に反感と嫉妬の目を向けられているが、そのことはマリエの絶大なる人気にまったく影響していない。
マリエの家の財産、ファッションセンス、私生活……マリエに関するすべてが、現在の日本の若者、特に若い女性たちの注目の的だ。お姫様とアイドルの間にあることが、その魅力の鍵なのである。
最近マリエは写真撮影に夢中になっており、暗室に入ったきりで一日を過ごすこともある。彼女の最大の願いは、写真の個展を開くことである。がんばってモデル界と芸能界で成功したマリエだから、きっと努力を重ねて写真の世界でも自分の夢を実現させることだろう。
がんばれ、マリエ。努力して、美しさと富よりもっとみんなを感動させる心を持っていることを証明してほしい。(劉詩音執筆) |