もうすぐクリスマスである(ただし、マヤ人の預言が当たらなかったらの話だが)。マヤ人の世界滅亡の予言を打破した後、みなさんは何をしてクリスマスを過ごす予定だろうか?東京の秋葉原にある有名なアニメの聖地、ラジオ会館では、今年の「来るかどうかわからない」クリスマスのために一連のイベントを計画している。中でも「痛車ファン」のみなさんは、23日と24日に秋葉原を歩けば、大いに見聞が広まるだろう。
簡単に言うと、イベントは「サンタさんからのプレゼント!?」「クリスマス痛車ふぇすた2012」「カードゲームの講習会&公式大会」「アリスのライブ」の四つから構成されている。そして今回のイベントのタイトルは「冬のラジ館まつり2012――クリスマスなんて大っキライっ!?」であるが、この企画が行われたのは、今年の4月に秋葉原ではタブーとされる「食」をテーマとして行われたラジ館まつりがたいへん好評だったためである。今回も秋葉原ではタブーと言える「クリスマス」がテーマであり、大いに期待できる。
「痛車ふぇすた」の会場はUDXの地下駐車場で、日本各地から有名なアニメをテーマとした痛車作品がここに集結する。痛車はイタリアの高級車から日本の軽トラック、さらにはプラモデルまで参加する!一日あたり40台、二日で80台のアイデアいっぱいの痛車がここに展示されるのだ。痛車搭載のモニターを使用したライブ・ゲーム体験コーナーも見逃せない。ミニ四輪駆動やドリフトラジコンカーもたいへんすばらしい。コスプレイヤーやアイドルモデルの撮影会も大いに期待できる。さらに、様々な痛車関連商品の販売も、今までにないすばらしい機会である。お台場の痛車の祭典に行く時間のなかった人は、今回の機会を利用して大いに楽しんでほしい。
主催者はラジオ会館だが、クリスマスイベントのメイン会場はさらに広々としたUDXである。上記で紹介した他にも、メイン会場では間断なく様々なイベントが行われる。セガなどの有名なゲームやアニメ関連業者も最新製品を展示する。今回メイン会場で司会を担当するのは、コスプレイヤー渚と、我々もよく知っているNHK中国語講座を担当した段文凝さんである。つまりイベント会場には、中国語と関係のあるインタラクティブなコーナーもあるのだ。オタク文化と中国語はどんな化学反応を起こせるだろうか?楽しみである。(松鼠執筆)