2009年11月13日第42号(通巻第194号)・FOR LADY ・
【photo by Kazuhiro Matsumoto】
CANDLE HOLDER
DESKWARE / PEN STAND

11/13(Fri) - 11/15(Sun)
Spabbyland イラスト

11/14(Sat) - 11/15(Sun)
S×H 作品の展示

11/14(Sat) - 11/15(Sun)
SUU* 「沁み沁み」
絵画・イラスト・グラフィック・インスタレーション

11/14(Sat) - 11/22(Sun)
Photography Studies College Melbourne Group Show 写真

→私は中国で仕事をしている日本人です。いつも「東京流行通訊」で東京の新しい事物を教えていただいています。日本語と中国語を対応させたよい学習教材があれば教えていただきたいのですが。【太原 佐々木

←大連理工大学出版社の日中二ヶ国語の音声付教材「一番日本語」を強くお薦めします!もともとこれは日本語を学ぶ中国人のために編集された日本語と中国語の対訳学習雑誌ですが、中国語を学ぶ多くの日本人にも好評です。中国各地の郵便局、新華書店、外文書店、および大学周辺の書店で販売しています。佐々木さんの学習に役立つことを願っています。

→パソコンを買い換えているうちに、以前きちんと保存してあったメルマガが全部なくなってしまいました。このメルマガが今まで私に与えてくれた楽しい日々が忘れがたいです。もう一度読めるといいのですが……。【新郷 zhengya

←現在我々は、「東京流行通訊」のバックナンバーの整理に努めています。ここ十年の日本関連情報をまとめて、流行の変遷を回顧し、未来を展望することで、たいへん面白い読み物ができると思います。中国、香港、台湾における日本の流行情報に興味をお持ちの出版社や雑誌社からの商談を歓迎します!

【お知らせ】
11月20日(金)に、「週刊東京流行通訊」では「特別増刊第32号」を発行し、今最も熱い日本の「ストリートサーチの鬼」小山隆さんをご紹介します。通常のメルマガも同日に発行されます。ご期待ください。

ALAYA

第12回SASAO展

笹尾光彦(SASAO)氏は1998年の初個展以来、毎年渋谷のBunkamura Galleryで「花のある風景」をテーマとした展覧会を開催している。一昨年の記念すべき第10回展では、それまでの人気シリーズを集めた充実の内容が大きな評価を受けた。新たな気持ちで臨んだ昨年は、華道の家元、池坊とのコラボレーションが実現し、伝承のいけばなに新しい風を吹き込んだ。また、インテリアショップ、IDEEの5つの店舗に作品を展示し、静岡伊勢丹でも個展を開催するなど、大いに活躍の場を広げている。

今年の第12回の個展では、すでに定評のある室内画や静物画以外に、長野県安曇野市のアトリエを舞台とした静物画の「The Shelf」シリーズを出品する。エッフェル塔の置物、SASAOお気に入りのティーカップ、日常の生活用品や様々な花などが棚の上に静かに並べられ、温かく穏やかな空気をかもし出している。画家がアトリエの外に広がる緑を眺めて深呼吸をしたり、棚に飾ってあるものを手にとってみたりする様子が感じられるような絵である。静かに流れる時間の中で、絵の具を溶き、筆を握り、キャンバスに向かう…。かすかなユーモアを感じさせ、静かで落ち着いた、そして目を楽しませる空間となっている。

「花のある風景」は私たちの生活に色彩と穏やかな気持ちを与えてくれる。SASAOの作品は、私たちの感性を細やかで豊かなものにしてくれるのである。自分の部屋を飾るのに最も適したものを選ぶような気持ちで、SASAOの色鮮やかな新作の中を歩きながら、自分や自分の愛する人のために、最も心にかなうものを見つけてみたい。会場:東京渋谷Bunkamura Gallery 期間:11月13日(金)〜24日(火) 時間:10:00〜19:30(入場無料)(長谷川月栄提供)

【SASAOのプロフィール】
広告業界でクリエイティブディレクターとして活躍した後、1997年から画家として創作を開始する。独特な赤を基調として構築された輝くような明るい作風が、多くのファンに愛されている。また、作品を作家・野中柊の著書の表紙・挿絵として使われるなど、多くの絵画とデザインの分野で活躍している。本メルマガでも、以前「SASAO特集」を発行した。

SASAO公式サイト /sasao/index.html

三つの新作どら焼き

外国人の方の中には、ドラえもんで初めて「どら焼き」を知ったという方も多いことだろう。どら焼きは「黄金焼き」とも呼ばれる日本の伝統的なお菓子である。二枚の円盤型のカステラのような皮であんこを包んだもので、銅鑼を二枚合わせたような形なので「どら焼き」という名前がついた。最近このどら焼きも新しい種類がたくさん増えて、イチゴ、緑豆、クリームなどをはさんだものがあるが、人気がいちばんあるのはやはり小豆餡を使った本来のものである。今回は、味は伝統的だが、形が珍しい和菓子で人気の「あわ家惣兵衛」をご紹介しよう。機会があれば、是非試してみていただきたい。

【朝一番どら焼き】 あわ家惣兵衛独自のどら焼きで、小豆、粉、水にたいへんこだわった逸品である。そのおいしさの秘密は、毎日早朝に小豆を炊いて、濃厚な蜂蜜の香りがする皮に包み、おいしさが保たれた状態でお客さんに届けていることにある。一口かむと、柔らかい皮と滑らかな餡の味が溶け合って絶妙な味わいだ。このどら焼きは、第25回全国菓子大博覧会で金賞を受賞しており、正午までに売り切れることもしばしばだ。ある航空会社では、ファーストクラスでこのどら焼きを使用しているという。

【大きな大きなどら焼き】 直径30cm、重さ2kgで、普通のどら焼き20個分の大きさである。ドラえもんも泣いて喜ぶに違いない。この特大のどら焼きは、味も特級品だ。ふんわりと焼き上げた皮の中に、甘すぎない小豆餡をたっぷり挟んでおり、さっぱりした上品な味を体験できる。ケーキのように、ホワイトチョコレートでお祝いのメッセージを書くことも可能だ。友達の家を訪ねる時や、会社のパーティに行く時などに持っていけば、その場を大いに盛り上げるだろう。

【ハート型どら焼き】 最近日本の若者は、結婚式を行う時に、西洋的な雰囲気の中にちょっと日本的なものを加えるのを好むようだ。日本の伝統的なお菓子を代表するどら焼きを参列者に配るのもなかなかおしゃれではないだろうか。この10×9cmの可愛いハート型どら焼きは、蜂蜜の香りの皮に、北海道十勝産の小豆餡とクリームが挟まれている。小豆は、一粒一粒が丸い形を保って柔らかく仕上がるように丁寧に煮込んである。箱に入れて、新婦の永遠の幸福を祝福するブルーのリボンをかければ、幸せいっぱいの贈り物になるだろう。(劉詩音執筆)

(C)2009 awaya Corporation.

あわ家惣兵衛 http://www.so-bey.com/t1.htm

デザインフェスタな人々(その十二)

デザインフェスタなアーティスト】

柔らかな日常生活をアートで表現する親子アーティストのお二人である。お母さんの大塚珠央(おおつか・たまお)さんは、デザインに対する興味から、友人と二人で「alcachofa(アルカチョファ)」を結成し、ユニークなデザインのバッグやブックカバーのデザインと製作を手がけている。小学校6年生の大塚梓紋(おおつか・しもん)くんは、「ハナタバ商店」というブランドを立ち上げて、たくさんの作品を発表している。今年の夏には、東京都内の画廊で個展も開催した。

――梓紋くんはいつから絵を描きはじめましたか?
梓紋:小学校に上がるから前です。単純に絵が好きでしたが、本格的に作品を描きだしたのは4年生からです。
珠央:幼稚園の時に、子供の絵をマグカップにする機会があり、その作品を見た時、絵心があって可愛らしい絵を描くなと思いました。その後、暇さえあれば飼っている動物やカメラや空想上のヒーローなどを描いていたので、そんなに絵が好きならきちんと描いてみたらと勧めたんです。

――珠央さんは以前からデザインに興味があったのですか?
珠央:趣味で絵を描いたことがあり、デザインはずっと興味を持っていました。そこで友達と相談して、梓紋も連れてデザインフェスタに出展したら面白いかなという話になったんです。それが2007年のことでした。

――でも出展した作品は絵ではなくて裁縫の作品でしたね。
珠央:まず出展することを決めて、それから何を出すか考えたんです(笑)。結局小さな布のバッグを作ることにして、友達と二人で100個以上作りました。大きさは同じですが、デザインは全部違うので、とてもたいへんでした。でも自分の作品がお客さんに認められたのがとても嬉しくて、それが続けて出展する原動力になりました。

――梓紋くんにとって、デザインフェスタの魅力は何ですか?
梓紋:みんなに自分の作品を見てもらえることと、会場におもしろいものがたくさんあることです。

――今後も親子で一緒に出展する予定ですか?
珠央:この子はまだ小学生なので、出展では私がいろいろ手伝いました。今後梓紋が自発的に参加したいと言ったら、また一緒に出展したいです。

【デザインフェスタなスタッフ】 李惠源(イ・ヘウォン)さん

私は2001年に、デザインの勉強のために韓国から日本へ来ました。偶然の機会から、デザインフェスタで仕事をするようになりました。デザインフェスタは、プロとアマチュアの区別なく自由に参加できるイベントで、世界でも非常に珍しいと思います。韓国にも、モノづくりの好きな学生はたくさんいますが、作品を発表する機会が少ないです。このすばらしいイベントがずっと続いてほしいと思います。(Kamachi Yuji執筆、Yao Yuan撮影)

(C)2009 DESIGN FESTA Ltd.

デザインフェスタ http://www.designfesta.com (日、英、中、韓など15ヶ国語)

「チョロQハイブリッド!」誕生

株式会社タカラトミーが1979年に初めて発売した「チョロQ」は、全部で3000車種以上あり、累計販売量は1億5000万個に達しており、世界各地で大人から子供まであらゆる世代の人々の人気を集めている。このたび「チョロQ」は、車文化を伝えてきた30年間の貢献に対して、「2009−2010 日本・カー・オブ・ザ・イヤー選考委員特別賞」を受賞することになった。

30年前、スーパーカーによって自動車ブームが到来し、子供たちが自動車に対して夢と憧れを抱くようになった頃、「チョロチョロ走るキュートな車」をコンセプトとして、独特なフォルムと動力を備えたミニカー「チョロQ」が誕生した。発売と同時に小学生の間でたいへんな人気を得て、様々な遊び方が生まれ、1年に1000万個以上が販売された。その後、手のひらサイズの「チョロQ」はミニカーの世界を超え、企業や地域とのコラボレーションによるオリジナルデザインの「特注チョロQ」や「ご当地チョロQ」が次々に生まれた。

21世紀に入ってからは、赤外線で自由にコントロールできる「Micro iR デジQ」、初めての公道を走る電気自動車「Q−CAR」シリーズ、チョロQ型音楽プレイヤー「ミュージックチョロQ」、低価格赤外線コントロールチョロQの「Qステア」などが登場し、時代性や新技術の導入によって、ブランドの社会的地位を確立してきた。また、「チョロQ世代」である大人の男性向きに新しい遊びの提案を行い、「ヘリQ」「Qトレイン」「ロボQ」などを発売して、常に新たな分野の開拓を進めている。

10月24日と25日の二日間、キデイランド原宿店で、「チョロQハイブリッド!」の店頭実演会が行われた。ますます高まる環境保護の動きに対応し、「チョロQ」もついにエコ活動に乗り出したというわけだ。店内には、少年時代に「チョロQ」に親しんだ男性たちとその子供たちが多数集まり、「チョロQハイブリッド!」の走り回る様子に夢中になっていた。外国から来た人々や、テレビ局などのメディア取材も、「チョロQハイブリッド!」の実演を盛り上げた。もともと「Qステア」「ヘリQ」「ロボQ」「QFO」などは外国人の間でも人気があったが、今回の「チョロQハイブリッド!」にも大きな反響があり、お土産としてまとめ買いする人も多く、クリスマスと年末を控えたキデイランドで、さらに華やかな気分を盛り上げることになった。(咫尺執筆)

(C)TOMY 写真提供:キデイランド広報部

キデイランド「チョロQハイブリッド!」 http://www.kiddyland.co.jp/item/new/choroq_hybrid/

跡を残さないニンジャピン

新しい映画のポスターや旅行で撮った写真、友達からもらった飾りなどをデスクの前や枕元に張るのは、装飾にもなるし、思い出にひたることができて楽しいものだ。だが、スターのサイン入りポスターに穴を開けるのは残念だし、借家の壁に穴を開けると退去するときに問題が起こるかもしれない。引っ越してきたばかりの新居に傷をつけるのも何だか気が進まない。壁にピンを刺そうかどうしようか悩んだときこそ、「ニンジャピン」の出番である。

「ニンジャ」、すなわち影もなく現れて去っていく「忍者」から名前を取ったこのおしゃれな画びょうは、実に巧妙な逸品である。「ニンジャピン」の人気の秘密は、突き刺した針の跡の形状にある。一般の画びょうの跡は円形だが、「ニンジャピン」の断面はV字型で、ちょうど彫刻刀や、園芸用スコップの先を小さくしたような形なので、穴の開く面積が非常に小さく、見てもほとんどわからないほどなのだ。普通の画びょうと「ニンジャピン」を同じ素材の壁に刺してから抜いてみると、穴の違いは一目瞭然である。

「ニンジャピン」の尖端は跡が目立たないだけでなく、特殊な形のために、モルタルでも石膏ボードでもベニヤ板でもコルクボードでも簡単に刺さって、非常にしっかり固定される。また「ニンジャピン」の頭部はアクリル製で、ブラウン、グリーン、ブルー、クリアーの4種があり、姿を隠す忍者のように目立たない色ばかりだ。お試し用の5本入りセットと、お徳用の15本セットがある。

画びょうの形は決まりきったものだと思い込んでいたが、まだ改善の余地があったとは驚きだ。この「ニンジャピン」は、環境造形デザインを専攻した宮本修治さんの傑作である。宮本さんは街づくりのデザインに携わる一方、生活用品のデザイン、クラフトや銅版画など様々な分野で活躍している。「ニンジャピン」は彼の「モノの本質を創意工夫でカタチにする」という哲学を体現している。「ニンジャピン」がこれまでの画びょうに取って代わり、美しさを追求する日常の様々なシーンで活躍することが期待される。(姚遠執筆)

ninjapin http://www.plus-d.com/ninjapin/

紅葉の美しい季節がやってきました。疲れた心を休めに、ちょっと旅に出て、温泉に入りながら紅葉を楽しむのはいかがでしょうか。日本への旅に必要な出国手続きや観光ポイントなどについては、「OKWave中国」で答えを見つけてください。

さて、みんなはどんな質問をしているのでしょうか?

Q.紅葉を見る最もいいポイントを教えてください。
A1.私は温泉に入って紅葉を見るのが好きなので、富士山のふもとにある有名な温泉郷の箱根を強く推薦します。優雅な環境の中で温泉につかって、一面の壮観な紅葉に囲まれることができます。
A2.山いっぱいの紅葉は確かに美しいけれど、混雑していたらおもしろくありません。紅葉の鑑賞には情緒が大切だと思います。そこで私が推薦するのは、京都での紅葉鑑賞です。静かな古都、京都でこそ、すてきな雰囲気が味わえます。

温泉につかって山いっぱいの紅葉を見るのがいいか、それとも古都、京都の小道で文学的な気分を味わいながら紅葉を鑑賞するのがいいか。どちらもすてきですね。さあ、すぐに出かけましょう(笑)。

Q.温泉に初めて入ったときの体験を聞かせてください。
A1.日本に来て初めて温泉に入ったとき、とても珍しい感じでした。非常に清潔で、すごく気持ちがよくて……特に露天風呂は風情がありました。満天の星を眺め、きれいな空気を吸って、まるで夢のようでした。
A2.初めて温泉に入ったとき、温泉のお湯が熱くて、しばらく入っていたら我慢できなくなり、ちょっと出て休憩してからまた入りました。でも温泉から上がった後は、全身がゆるんだ感じで、かなりリラックスできました。

私が初めて温泉に入ったとき、その民宿では男女の客が温泉の左右両側の景色を楽しめるように、毎日「男湯」と「女湯」ののれんを掛けかえていました。続けて二日滞在する場合は、気をつけていないと間違った側の脱衣所に飛び込んでしまうかもしれませんよ(笑)。

その他のおもしろい質問:
Q.世界で温泉法があるのはどの国ですか?Q.温泉についてあまり知られていない知識について。Q.日本で紅葉を見るには、どこがいいでしょうか

さあ、すぐに荷物をまとめて、異国への旅に出発しましょう。「OKWave中国」はいつでもあなたのそばにいて、すべての疑問に答えてくれますよ。(「OKWave中国」 スタッフ 小徐執筆)

(C) Photo by Tomo.Yun
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