【東京都現代美術館の概要】1994年に開館した、東京で唯一、国内外の現代美術を全面的に紹介する美術館であり、日本最大の美術館でもある。地上・地下各三階まであり、面積は33515平方メートル、総工費は415億円であった。日本画、版画、彫刻など、国内外の前衛美術作品を3900点あまりも収集し、アンディ・ウォーホル、横尾忠則などの有名作家の作品も常設展示されている。
【東京都現代美術館の構成】巨大なガラスをはめ込んだエントランスホールが、展示室やショップ、レストランまで続いている。常設展示室の天井の高さは6.5メートルで、大型の絵にも対応できる。展示室の他にも、映像美術室と、約十万冊の蔵書を擁する美術図書室がある。重なり合う展示空間と公園が一体化し、地下一階の水と石の歩道を構成している。1995年に、この建築は日本芸術院賞を受賞した。
【庵野秀明の特撮博物館】7月10日から10月8日まで、「館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」という特別展示が行われ、500あまりの特撮道具やデザイン画、ミニチュア、撮影の裏話などが展示された。さらに、映画製作者・鈴木敏夫、監督・庵野秀明、監督・樋口真嗣が共同で撮影した特撮映画「巨神兵東京に現る」が上映された。(姚遠撮影、執筆)
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タイトル:「カメラテスト」 場所:東京都現代美術館 撮影のポイント:美術とカメラの愛好者にとって、どんなものも興味の対象になる可能性がある。こうした愛好者たちの行動の瞬間をとらえると、往々にして人間味のある作品が残る。 使用フィルタ:Lofi+彩度(水面の反射と周囲の緑の質感を強調する。フレームの装飾効果。) | |
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タイトル:「反射」 場所:東京都現代美術館裏庭 撮影のポイント:床まで達した大きな窓に、デザイン感のある巨大なロゴが描かれている。窓に近づいてガラスに青空を反射させて、構図を調整した。 使用フィルタ:Nashville+彩度−フレーム(青空を反射するガラスを誇張する。フレームを除去して情報量を増加する。) | |
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タイトル:「力強く」 場所:東京都現代美術館前庭 撮影のポイント:「機動戦士」のようなアニメを連想させる現代的なオブジェ。作品の下に立って、レンズ内の構図を満足できるようになるまでゆっくり調整した。傾斜が動きを与えている。 使用フィルタ:Hefi+彩度−フレーム(オブジェにダンボールのような質感を持たせる。フレームを除去して情報量を増加する。) | |
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タイトル:「行進」 場所:東京都現代美術館館内 撮影のポイント:さまざまな角度から試し撮りした結果、やはり側面から全体を写すのが最も効果が高かった。右側に偶然レンズを横切った子供がいて、静と動、大と小の対比が生まれた。 使用フィルタ:Toaster+彩度(中心がやや赤くなるフィルタなので、うまい具合にオブジェに神秘的な効果が生まれた。) | |