富士山麓にそびえる日本最大級のアミューズメントパーク、富士急ハイランドに、7月23日新パビリオン「EVANGELION:WORLD―実物大初号機建造計画―」がオープンした。エヴァンゲリヲンは、1995年にテレビ放映され、世界的ブームを沸き起こしたアニメーション。キャラクターの葛藤や挫折といった内面の細かい表現を盛り込むなど、その斬新な演出は後続の作品に多大な影響を与えた。放映終了後もその人気は衰えず、昨年公開された新劇場版2作は興行収入40億円という大ヒットを記録。さらに今年5月に発売されたその映画のDVDは、既に100万枚出荷され、脅威の記録を生み出し続けている。
今回富士急ハイランドで新たに発表された「汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリヲン実物大初号機」の実物大立体胸像は、主人公碇シンジが初めて“エヴァ”と出会った第7ケイジ(格納庫)を再現したもので、ファンの間で最も人気が高い場面の一つ。また、エヴァンゲリヲンの実物大コクピットや、渚カヲルなど登場人物たちの等身大立像など、エヴァンゲリヲンの世界観をリアルに楽しめる仕掛けがたくさん用意されている。さらにミュージアムやフォトスポット、オリジナルグッズを販売するショップなどもあり、今後も随時タイアップ企画を実施していく予定だという。
その他、富士急ハイランドに遊びに行くなら、世界屈指の絶叫系マシーンにも、是非挑戦してみてほしい。「キング・オブ・コースター」の異名を持つ、最大速度130キロメートル、最高地点79メートル、最大落差70メートルというコースター「FUJIYAMA」や、総回転数世界一の「ええじゃないか」など、たくさんのスリル満点のアトラクションが設置されている。また、一日思い切り遊んだ後は、同エリアに併設されている温泉施設でリラックスするのもいいだろう。(香雪執筆)
【富士急ハイランド】住所¨山梨県富士吉田市新西原5-6-1(新宿から中央高速バスで約100分)電話¨0555-23-2111