テレビ番組で子どもたちに、粘土によるミニチュアフードの作り方を教えるアイドル―「ねんドル(ねんど+アイドル)」の岡田ひとみは、粘土による活動を始めて間もなく8年になり、芸能人としてかなりのキャリアを積んでいる。ピンクのコスチュームで登場し、軽快で楽しく、しかも優しく丁寧に作品の作り方を教えるので、子どもたちは皆夢中になる。子どもたちが粘土と簡単な道具を使って作るミニチュアフードは、どれも本物そっくりで、サイズだけが本物より非常に小さい。おいしそうな食べ物だけでなく、皿やどんぶり、寿司の盛台、中国料理のセイロ、さらにはキャンプのバーベキューの台や金網、焼きそばのビニール袋まで、本物そっくりに再現されている。
そして本日7月9日は、ねんドルの新しい本の出版日である!主婦の友社から「ねんどでミニチュア パリスイーツ」というタイトルで発売されたこの本には、最近女の子たちに絶大な人気を誇るパリスイーツの詳しい作り方が載っている。マカロン、ミルフィーユ、エクレア…、岡田ひとみがパリに旅行して見てきた大人気のスイーツ40点が、彼女の手で本物そっくりに再現されている。どの作品も見た目は難しそうだが、実際は絵の具や爪楊枝など、日常生活で使う道具で、誰でも簡単に作ることができる。ストラップやキーホルダーの付け方も詳しく書かれているので、作った粘土スイーツをアクセサリーとして身に付けることもでき、自分で作った作品にますます愛着がわくだろう。
本の中では、子どもたちがよく使う、柔らかくて成型しやすい軽量粘土と、透明感が出る上級者向けの樹脂粘土の、両方のレシピが紹介されている。掲載された写真を参考にして、2種類の粘土による作品の異なる質感を確認して、自分に合った粘土を選んで挑戦してほしい。本には簡単な飾り用の小物からケーキ、焼き菓子、チョコレート、シュークリーム、パン、大型ケーキなどの作り方まで、易しいものも難しいものも載っており、初めて粘土細工をする人でも、粘土の世界の楽しさを十分に味わうことができる。
粘土教室の参加者が2万人超えるのを記念して、8月には逓信総合発物館で「粘土でプラスチックキャップが大変身」という作品展が行われる。「東京流行通訊」でも、このイベントについてお伝えする予定である。(緋梨執筆)
東京流行通訊では、10周年を記念して、「ねんどでミニチュア パリスイーツ」を5冊ご用意しました。簡単なアンケートにお答えいただくと、抽選でこの本が当たります。