【汐留の概要】銀座以南、築地以西、新橋以東、浜松町以北の一帯を指す。東南側には浜離宮恩賜公園を隔てて隅田川や東京湾があり、海水が潮と共に堤防に押し寄せたので、「汐留」という名前がついた。近年は多機能複合都市である「シオサイト」が建設され、これは都心最後の超大型開発となり、お台場以降、六本木ヒルズと並ぶ新しい観光名所となっている。
【高層ビルの林立】汐留の再開発は1999年から始まり、多くの企業や機関(電通、日本テレビ、松下電工、資生堂、共同通信社など)、国際的なホテルなどが入り、巨大な高層建築群を形成している。また、昔からの構造や概観に基づいて新たに建設した旧新橋停車場の再現が、さらに花を添えている。だが、東京湾から陸地に向かって吹く風を建築群が遮っているという批判的な意見もある。
【カレッタ汐留】駅に隣接し、レストラン、ショップ、劇場などが集まった総合施設である。直通エレベータで地下2階から200メートルの高さにある46階のレストラン階まで一気に上ると、レインボーブリッジ、お台場、銀座などが見渡せる。クリスマスから年末まで、20万の光の粒で織り成された「幻想の海」と暖かい交響曲が、汐留広場全体を温かく包んでくれる。(姚遠撮影、執筆)
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タイトル:「コントラスト」 場所:日比谷神社 撮影のポイント:しゃがんだ姿勢で撮影し、神社の鳥居と日本テレビのビルの大きさを際立たせる。地面から垂直に立つブルーの高層ビルに対して、赤い鳥居を意識的に対角線上に置き、その不安定さを強調する。 使用フィルタ:Lo-fi+彩度(目の前と遠方の景色の質感を強調する。フレームの装飾効果。) | |
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タイトル:「時の流れ」 場所:宮崎駿の大時計 撮影のポイント:大時計は一般に正面から撮影したり、細部を切り取ったりすることが多い。この古さの象徴を周囲の現代的な高層ビルと対比した写真は少ないようだ。高層ビルの壁面が相互に反射し合っているところが、明るいポイントになっている。 使用フィルタ:Hefe+彩度(画面の周囲を暗くすると共に、高層ビルのラインを際立たせる。) | |
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タイトル:「会社帰り」 場所:汐留駅前地下広場 撮影のポイント:スターの顔が画面のほとんど全体を占めている。撮影時には、できるだけ巨大ポスターに近づいてチャンスを待った。撮影に適した通行人が通った時に連続して数枚撮り、最終的に満足できる一枚を選んだ。 使用フィルタ:Lo-fi(スターの皮膚の色と黒い服のコントラストを強調する。フレームの装飾効果。) | |
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タイトル:「合体」 場所:イタリア街附近 撮影のポイント:無数の小さな瓶で構成された大きな瓶は人目を引くが、周囲の環境も同様に重要である。オープンエアのテーブル、スタンドテーブル、ガラス扉の上の花模様などが、いずれもヨーロッパ風の気分を盛り上げる効果を上げている。 使用フィルタ:Lo-fi+彩度(円柱、石畳、瓶などの質感を際立たせる。フレームの装飾効果。) | |