米国アカデミー賞公認で日本発の、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)」が6月に開催される。今年は104ヶ国から4200作品の応募があり、今回はその中から100作品が上映される。ショートフィルムは短いながらもメッセージ性が強く、凝縮された面白さが味わえることが魅力。2010年に米国アカデミー賞にノミネートされた『マイレージ・マイライフ』のジェイソン・ライトマン監督や『カンフーパンダ』などPixarで活躍するマーク・オズボーン監督など、現在第一線で活躍する監督たちの作品も数多く出品されてきた。短編映画際は若い製作者たちが羽ばたくためのチャンスを掴むためのものともいえる。
SSFF & ASIAは今年で13回目。新設の3D部門、CGプログラムなど見所が豊富。観光庁とのコラボレーションで2010年から始動した「旅シヨーット!プロジェクト」では、「旅っていいな」「旅がしたくなった」「日本に行きたくなるね」をキーワードに、日本の豊富な観光資源を描写した作品を募集し、全国各地から80作品以上の応募があった。その目的は、世界中に日本の魅力を伝えることにある。今年は「日韓観光振興プロジェクト」の一環である、オールソウルロケの「スーパースター」とオール鎌倉・藤沢ロケの「スマイルバス」が注目される。
【日程一】6月16日〜19日 【会場】表参道ヒルズ スペース オー(東京都渋谷区神宮前4-12-10表参道ヒルズ本館地下3F)
【日程二】6月17日〜18日(オールナイト上映) 【会場】TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(東京都港区六本木6-10-2けやき坂コンプレックス)
【日程三】6月17日〜24日(3D上映) 【会場】シネマート新宿(東京都新宿区新宿3-13-3新宿文化ビル6、7F)
【日程四】6月18日〜26日 【会場】ブリリア ショートショートシアター(神奈川県横浜市西区みなとみらい5-3-1フィルミー2F)
【日程五】6月22日〜26日 【会場】ラフォーレミュージアム原宿(東京都渋谷区神宮前1-11-6ラフォーレ原宿6F)
表参道ヒルズ、ラフォーレミュージアム原宿、ブリリア ショートショートシアターのチケットは5月14日から発売開始で、1プログラムチケット:一般:前売1200円/当日1400円、学生:当日1000円、シニア・子供:当日800円、3プログラムチケット:前売:2700円/当日3000円である。インターネット予約も可能で、チケットぴあ、コンビニなどで購入できる。TOHOシネマズは、1プログラムチケットが1500円、1日券(3プログラム)が3000円で、TOHOシネマズ六本木ヒルズの窓口とサイトで販売され、シネマート新宿は、1プログラムチケット:前売1300円/当日1500円で、シネマート新宿劇場窓口で販売される。今回の映画祭の収益の一部分は、日本赤十字を通じて地震の被災地に寄付される。 (ff執筆)