1978年にオープンした「ラフォーレ原宿」。当時若者たちが集まる街へと変貌しつつあった原宿は、このランドマークの誕生とともに、最新流行発信地として世界中の人々を魅了する街にまで発展した。6階建ての建物内は、ファッションに特化したショッピングスペースとイベントスペース「ラフォーレミュージアム」の2つに分けられ、新進気鋭のアパレルブランド、クリエイター、アーティスト、起業家を世に送り出し続けている。
そんなラフォーレ原宿では、年々増加している外国人客のニーズに対応するため、今秋からインバウンド向けのサービスを強化した。具体的には、今まで日本語対応のみであった公式ホームページを、日本語・中国語・英語・韓国語の4カ国語対応に変更。さらに、ショッピング時に活躍する日・中・英・韓対応の「指差しツール」を作成。基本的な会話が網羅され、よりショップスタッフとコミュニケーションが取りやすくなった。
また、今まで館内の一部の店舗でしか実施していなかった免税対応について、基本的に全店舗での対応を目指し、2010年9月24日時点で、館内約140店舗中、83店舗にて免税対応ができるようになっている。免税対応店舗については、統一の「TAX FREE」POPを掲出し、日本語が分からなくても一目で免税ショップであると分かるような施策も行っている。また、10月1日国慶節から数ヶ月間、中国語対応のインフォメーションカウンターを設置する。
現在ラフォーレ原宿では10月11日まで、「Fur & Mouton by Laforet」を開催し、約100ショップがこの秋注目のファーアイテムを先行限定販売している。また、10月16日からは、ラフォーレ原宿と各参加ショップが今最も注目する「人」に焦点をあてた企画、「LAFORET MEETS!」も開催されるので、是非足を運んでみてほしい。(林愛香執筆)