TOKYO FASHION
 
 
 
 
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一瞬の女王の魅力

 今、日本の若い女性の間で、「セレブ」「上流」「上品」などという言葉が関心を集めているようで、女性向け雑誌にもこれらの言葉をタイトルにつけた記事がおどっている。それは、ファッションとしてのうわべだけを飾るスタイルのようにみえる。

 「女王」と呼ばれるような有名人がしばしば利用する高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン大阪」が、今年の5月から「星に願いを」という一晩80万円の宿泊プランを売り出した。最上階のスイートルームに宿泊し、シェフが客室で寿司を握ってくれ、ジャズの生演奏を聴きながらバーのサービスも受けられる。

 6月中旬にこのサービスを初めて受けた宿泊客は、何と20代前半の女性だった。このホテルでは今までに、1億円の婚礼や11万円の卵チャーハンなどを売り出している。これらのサービスは決して富裕階層の人々の専有物ではなく、一般の女性もよく利用している。 博報堂生活総合研究所主任研究員の山本貴代氏はこう指摘する。「たとえ一時の優雅さの追求に過ぎなくても、自分が周囲の人より幸せであることを期待する女性が増えているんです。」

  それとは別に国際化に伴って、夫婦帯同のパーティへの出席や、外国のお客を家に招いたりする機会が増えると、国際社会で通用するマナーを身に着けたいという女性たちも多くなってきた。そのようなニーズに合わせるかのように、マナー教室やフィニッシングスクールが増えてきた。
  
  「女王様の風格」を教える講座では、「たとえ月収20万円でも、優雅な雰囲気を持つことはできる。」と強調して人気を集めており、学費も一回2000円に抑えているので多くの若い女性をひきつけている。ここでは一般的な人や物に接するための常識を教えるほかに、男性と一緒にお酒を飲む時のマナーも伝授している。

 東京都港区のある調査会社では会員サービスを開始し、会員になった女性を「お姫様」と呼ぶ。会員は高級レストランのディナーを無料で楽しめるほか、日本の賛助企業のプレゼントをたびたび受け取ることができる。現在、20歳から 30歳前後の「お姫様」が1600人に達している。

  ますます多くの日本女性が「お姫様」や「女王様」になりたいという願望を抱き、「一瞬の女王」の美しい夢の中に陶酔していく。……このような「比較級」の幸福を追求するブームは、まだまだ続きそうである。 (西岡珠実提供)

 
 
女心・男心 http://www.geocities.jp/onnanokokoro/index.htm
 
 
 
「ミニ修行」ブーム
 最近、お坊さんの指導の下に座禅を体験し、自分を見つめようとする中年サラリーマンが急増しており、お寺で小さな仏教体験をする「プチ出家」がブームとなっている。
 
 
カラオケ変身中
 高級ホテルのような雰囲気のセルフサービスランチ、超大型スクリーンでの映画鑑賞、専門店にも負けないコスプレ衣装……今、日本のカラオケ店は、びっくりするような変貌を遂げている。
 
 
日本の女性オタク
 オタクと言えば、大多数の人がすぐに秋葉原をうろつく男性たちを思い出すことになる。しかし、漫画の「同人雑誌」を買いあさり、「コスプレ」に夢中になっている女性もたくさんいるのだ。
 
 
幸福を演じる独身女性
 「恋愛は、距離が離れていると成功(永遠の愛を誓う、あるいは結婚する)率が低くなります。テレビドラマではいろいろ美しいハッピーエンドが出てくるけれど、ちょっと冷静に考えてみると、物理的距離が恋愛に与える影響は非常に大きいと思います。
 
 
恋愛と距離に関する論争
 「恋愛は、距離が離れていると成功(永遠の愛を誓う、あるいは結婚する)率が低くなります。テレビドラマではいろいろ美しいハッピーエンドが出てくるけれど、ちょっと冷静に考えてみると、物理的距離が恋愛に与える影響は非常に大きいと思います。
 
 

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