不思議なスイカ
夏が来た!暑い季節にお客様をもてなすのには、スイカが一番だ。この夏、スイカの話題が巷に溢れ、暑い日々に爽やかな涼風を添えている。
●四角いスイカ
香川県善通寺市の「JA香川県仲多度営農経済センター」では、先週の木曜日(6月22日)、四角いスイカの全国への出荷を開始した。このスイカは一辺約19cmで、価格は一個13000円である。味は「キュウリが少し甘くなった感じ」で、食用には向かないが、果物売り場や会社の受付のディスプレー用として人気を呼んでいる。
●巨大スイカ
大阪梅田の阪神百貨店に、6月24日、重さ80kgの巨大スイカがお目見えした。これはアメリカ産の品種を鳥取県北栄町で栽培したもので、大きさが普通のスイカの10倍もある。140cmの「胴回り」を抱きかかえようとする子供もたくさんいた。同店が、「どうしてもとおっしゃる方には、12000円でお分けします」と言ったところ、「漫画家・西原理恵子さんの大ファン」という男性が早速購入し、「お子さんとスイカパーティーでも」と西原さんに贈った。送料が何と10万円!驚いたのは西原さん。早速お母さん仲間にメールを送り、子どもたちを招いたが「1秒で飽きられちゃった」。他に食べてくれる人を探しながら「80キロの指輪だったらなぁ」・・・
●三角スイカ
北海道の篤農家が苦労して栽培し、一昨年は8個、去年は5個収穫することができた三角スイカ(別名ピラミッドスイカ)が、TBSテレビで紹介されて、大きな反響を巻き起こしている。今年は何と「三角人面スイカ」も登場した。現在特許申請中なので、「人面スイカ」の姿はしばらくの間ネット上で公開することができず、直販店でのみ見ることができる。たくさんの人々が、一日も早くそのご尊顔を拝したいと楽しみにしている。 |