茶碗がお汁粉に変身
一つのお菓子で異なる楽しみ方をした経験をお持ちでしょうか?
カステラの名店、横浜文明堂では、伝統を打ち破るような遊び心に溢れた新しいお菓子、「茶碗 かすてら」を発売した。
四角形の箱の外観は普通の和菓子と変わりがないが、開けてみるとカステラが茶碗の中に入っている。カステラを食べた後は、この茶碗を割ってしまう。それも、なるべく細かく割ったほうがよい。そして、この茶碗のかけらを800ccの熱湯に入れて溶かす。好みで餅などを入れてもよい。すると、何と熱々のお汁粉が出来てしまうのだ。
この茶碗をお汁粉に変身させるという発想は、もともとこのカステラを買ったお客さんが「茶碗を捨てるのはもったいない」と言ったことによるもので、この意見を元に文明堂が研究を重ね、3年前、ついに小豆で作った「食べられる茶碗」を開発したのである。
「茶碗 かすてら」はオンラインショッピングの「楽天市場」で注文すれば、7〜10日で届く。価格は3150円である。 |