健康食品を日米中で展開
4月3日、大塚製薬では新しいタイプの大豆栄養食品「SOYJOY」を発売した。これを契機として、大塚薬品は日本、アメリカ、中国の三ヶ国で一斉にブランド展開を行う。これは日本の健康食品史では珍しい試みだ。
「SOYJOY」の特色は、大豆の栄養にフルーツのおいしさを加えたところにある。大豆粉にフルーツをたっぷり加えて丁寧に焼き上げてあり、食感もよく、少量でも満足感が得られる健康食品である。
「SOYJOY」は「レーズンアーモンド」「カカオオレンジ」「アプリコット」「サンザシ」の4種類。様々なフルーツが、大豆の含む栄養成分(たんぱく質、食物繊維、ビタミン、カリウムなど)においしさをプラスしている。
大塚製薬は1973年にタイで海外事業を開始し、今では全世界の16の国や地域に55の関連企業を擁しており、販売総額は6838億円に及んでいる。今回大塚製薬が世界共通の「健康への願い」をターゲットとして発表した新製品は、日本→中国→アメリカの順で発売される。この新しい時代のグローバルビジネス戦略によって、関連商品のグローバルな競争力が高められるに違いない。 |