鏡の反射を利用したジグソーパズル
ごく普通のピースなのに、パズルを完成させて鏡に映してみると、なんと一幅の名画になっている!絵の半分は鏡の中にあるジグソーパズルゲーム――「不思議なミラーパズル」が、最近日本で流行し、話題を集めている。
ピースを並べた「パネル面」の上に鏡が垂直に立っており、手元のパズルの絵と鏡に映った絵が一緒になって一つの完全な絵ができあがる。このパズルのピースの表面は平らではなく、山と谷のような起伏したギザギザの形状になっており、手前から見る面と鏡に映る面が別々になっている。また、ピースを裏返すと別の図柄が現れ、たいへん面白い。
ピースは全部で 9 個あり、鏡に映る絵は左右対称である。だから鏡の面を見ながらピースを並べ替えなければならず、たいへん頭を使う。そこが、玩具としての魅力があるところである。
現在市販されているパズルには、「モナリザ・ムンクの叫び」「 M.C. エッシャー」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」の 4 種があり、各 1995 円である。完成見本カードもついている。完成したパズルを部屋に飾ると独特の雰囲気がただよう。
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