写真を地図上で整理する
SONYが9月1日に発売したGPS−CS1Kは、デジタルカメラが撮影した画像のExif情報と常にリンクして所在位置を記録することができるGPS(Global Positioning System)情報受信装置である。記録した位置情報と写真撮影時刻を自動的に照合して、画像とリンクを行うことができる。
使用方法はとても簡単だ。GPS−CS1Kをペンダントのように首から提げて出かけるだけでOKである。家に帰ったら、USBでパソコンに接続し、附属のソフトを用いて所在位置の情報を送り、さらにデジタルカメラで撮影した写真もパソコンに入力する。あとはマウスで写真を地図上にドラッグすれば、自動的に対応する地点に貼り付けられる。海外旅行の写真は「Google Maps」によって表示できる。
GPS−CS1Kがあれば、生活がますます楽しくなることは間違いない。例えば旅行や登山のとき撮影した写真の、異なる季節、異なる地点、異なる風景を、地図上に同時に表示することができる。また、新居を撮った写真やビジネス画像などについて、地図上で閲覧や管理を行ったり、会議やプレゼンテーションに使ったりもできる。
ペンダントのような小さな機械と単3電池が1本あれば、連続14時間のGPS情報を受信できる。これからは、旅行や日常生活にまた一つ新しい楽しみが増えたと言えるだろう。
GPS−CS1Kのサイズは87mm×36mm×36mmで、総重量は75g(電池を含む)、対応OSはWindows2000とXPで、価格は14000円である。
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