アリアンツ・アリーナの秘密
あと約2ヶ月(6月9日)で、2006年サッカーワールドカップドイツ大会が開幕する。準備作業が着々と進む中、アリアンツ・アリーナが注目の的になっている。
投資金額約370億円、6万6千人の観衆を収容できるこのスタジアムのフルネームは、「ミュンヘン・アリアンツ・アリーナ」。その外装は独特で、空気を満たした透明な材料で作られ、中には発光システムが組み込まれている。行われる試合の種類によって外壁から発する光が赤、青、白に変化する。
宇宙船を連想させるこの巨大な建築物の外装には、日本の旭硝子が開発した Fluon(R)ETFEの独特な技術が採用されている。Fluon(R)ETFEはフッ素樹脂フィルムであり、軽くて丈夫であるばかりか、通光性も耐水性も非常に優れている。アリアンツ・アリーナは「世界で最も美しいスタジアム」と呼ばれているが、その美しい独特の曲線を実現するためにFluon(R)ETFEが力を発揮していると言えるだろう。
彼女と一緒にワールドカップを見に行くのなら、この秘密を彼女に教えるのを忘れないように! |