赤と緑で一目瞭然
日本の経済動向を示すと共に、全世界の人々の注目を集める日本最大の株式市場が東京証券取引所である。東京証券取引所が扱う株式の中から日本経済新聞が225の主要銘柄を抜き出して計算した日経平均株価(日経225)については、みなさんもご存知だろう。
この「日経225」の動向を、直観的かつ芸術的に表現したサイトが、「日経225マーケットマップ」である。
このマップは、225の株式を四角形の面積の大きさで示し、一つの四角形が一つの企業を表す。面積が大きければ大きいほど、時価総額(発行株式数×株価)が高いということになる。
また前日の株価と比較して、3%以上上昇したものは明るい緑色で表示され、下がったものは赤で表示される。また大きな四角形で各業種を区分しているので、どの業種で株価上昇企業が多いか、あるいはどの業種で株価下落企業が多いかが一目瞭然である。
さらに、マウスポインターを四角形の上に当てると、その銘柄の番号と売買高、および関連するニュース報道などが現れる。この小さなサイトだけで、株式市況全体が一目でわかるのだ。これは「マクロの視点」を重視する投資家にとっては、実に楽しく、また得がたいサイトである。
このサイトは5分ごとにデータが更新され、それは実際の株取引に比べて約20分の遅れとなる。(河上晃一郎提供)
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