2007年4月20日第13号(通巻第78号) 毎週金曜日発行  ブログ 中文簡体 中文繁体 バックナンバー
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全国各地の伝統芸能、世界遺産、駅弁など、旅に関するイベントが盛りだくさん!
4月20日 「旅フェア2007」 幕張メッセ
「地球について考えて行動する」日本最大級の環境フェスティバル。
4月21日 「アースデイ東京2007」 代々木公園
赤レンガ倉庫5周年を記念してのイベント。ケーキ型の花壇などが楽しめる。

4月22日 「FLOWER GARDEN」 横浜

“眠眠打破”にハードグミが登場。女子中学生とのコラボで、インパクトあるネーミングに!
4月23日 「“起まずいじゃん”限定発売」
無声映画時代から戦後にかけて活躍した女優の写真やブロマイドを展示。
4月24日 「スチル写真で見る日本の映画女優」 東京
不朽の名作の原画や作家の手紙などを展示。作品の魅力を伝え、謎を解き明かす。
4月25日 「サン=テグジュペリの星の王子さま展」 東京
200組のクリエーターが手作りの作品を出展販売。“作り手”と“使い手”の出会いの場。
4月26日 「OZONE クラフトマーケット2007」 新宿
 
家電製品・IT情報

くらげか?きのこか?UFOか?

ビクターは先月下旬から、お風呂でも使用できるデジタルオーディオプレーヤー「XA−AW33−W」のネット販売を開始した。お風呂でリラックスしながら「音楽を楽しむ」ことで、生活がますます楽しくなる。

このくらげのようでもあり、きのこのようでもあり、UFOが変身したようでもあるユニークな形のプレーヤーは、 逆三角錐形にデザインされ、水の浮力と電池の重さが微妙なバランスを保っているため、水中でもひっくり返ることがない。

直径12センチ、高さは9センチである。防水加工によって、水深1メートルに30分間沈めても水が浸入しない。

音楽再生時には、音楽に合わせてブルーのイルミネーションを発し、入浴と音楽鑑賞と照明の相乗効果で、ゆったりリラックスすることができる。

本体の上面にスピーカが搭載され、単三アルカリ電池4本で、約15時間再生できる。お風呂以外での使用のために、専用のスタンドもついている。

256MBのフラッシュメモリ(約120曲を収録可能)を備え、附属のUSBケーブルでパソコンから気に入った曲を転送できる。外観は滑らかで可愛らしく、幻想的で、室内装飾に使っても美しい。

「XA−AW33−W」のネット通信販売は限定1000台で、値段は19800円である。(解舒h提供)

(C)2007 Victor Company of Japan Limited
Victorの「XA−AW33−W」製品情報ページ http://www.jvc-victor.co.jp/accessory/healing/
観光スポット・グルメ

黒バウムにびっくり

「無印良品」では、シンプルでおしゃれな日常家庭用品だけでなく、ヘルシーなお菓子もいろいろ販売している。その中で今人気を集めているのが、バウムクーヘンだ。バナナやスイートポテトなどのラインナップがそろう無印良品のバウムに、最近新しい味が加わった。

黒豆、黒砂糖、黒ごまなど、黒い食べ物は健康と長寿に関係すると言われているが、今回登場した「黒バウム」には多くの素材の秘密が隠されている。

今回加わった人気の黒バウムは、厳選された島根県の竹炭と黒ごまを練り込み、丁寧に焼き上げたもので、一口かじるとごまの香りが口いっぱいに広がり、コーヒー、紅茶、緑茶と、どんな飲み物にもぴったりの味である。朝食に、おやつに、夜食にと、いろいろな場面で楽しむことができる。

黒バウムに使用する竹炭は、島根県の孟宗竹を原料としている。孟宗竹は肉厚で、炭にしても硬くて強度があるのが特徴である。長時間高温で燃やし、特殊な機械で細かく粉砕した孟宗竹の粒子は一粒わずか5.6ミクロン(1ミクロン=1mmの1/1000)で、そのままなめてもざらつきを感じないぐらい滑らかだ。

ここで紹介した黒バウムのほかにも、無印良品では今後さらに黒いクッキー、黒いせんべい、黒いパイなど、黒ごまと竹炭を原料とした黒いお菓子を続々と発売する予定である。

黒い材料の一つである竹炭の製造工程については、無印良品のネットストアで見ることができる。(謝晨執筆)

(C)Ryohin Keikaku Co., Ltd.
無印良品・黒バウム、誕生 http://www.muji.net/store/pc/user/campaign/campaign070405.jsp
先端技術・出版・雑学

ウソ読みで引ける辞典

近頃は、読めない字やわからない言葉に出会うとすぐにネット検索をしたり携帯の辞書で調べたりする人が多い。書き方のわからない漢字はパソコンで変換するか、IMEで入力して調べるのが主流になっている。

書店では「漢和辞典」も売っているが、その文字や言葉の正確な読み方を知らないと短時間で調べるのは難しい。

さて、「ウソ読みで引ける難読語辞典」という本が日本で出版され、人気を博している。その特徴は、「ウソ読み」で調べても言葉を探し出せることだ。

例えば「天晴」の読み方が「あっぱれ」であることを知らなくても、「天」が「てん」で「晴」が「はれ」であることだけわかっていれば、「てんはれ」というウソ読みでも引くことができる。

この「ウソ読みで引ける難読語辞典」の編集時には、大学生に難読漢字を読ませ、誤読のデータを大量に集めたのだそうだ。だから、「ウソ読み」でも検索の精度はたいへん高い。つまり、すべての「音読み」と「訓読み」の可能性を集めて、間違いのままでも正確な意味に導くようになっているのだ。

日常生活で出会う可能性のある難読単語や読めない漢字を3000あまり収集し、さらにそれらの語源、意味、用法などを解説している。自分が普段間違った読みをしていないかどうかチェックすることもできる。

今まで読めない漢字に出会うとあきらめていた人も、この辞典で調べがついたら、きっと感動することだろう。

「ウソ読みで引ける難読語辞典」篠崎晃一監修、玄冬書林編著、小学館

「ウソ読みで引ける難読語辞典」公式サイト
 http://www.web-nihongo.com/dictionary/dic_usoyomi/d-index.html

芸能・ドラマ・音楽

ネットで歌手デビュー

今まで日本で歌手として売り出そうと思ったら、CD制作、流通、販売の三段階が欠かせなかったが、今ではネットによってこの流れに大きな変化が起こり、音源制作、ネット販売、音源ダウンロードの三段階となった。

歌手は制作会社を通さずに、自分の作品を突如販売開始する。ネット時代に入り、パソコンによって簡単に音源制作をすることが可能になり、コストを大幅に削減できるからこそ、このような方法が実現したのである。最近ある歌手がその方法で、敢然と第一歩を踏み出した。彼女の名はアイ武川、18歳の学生である。

アイ武川はFM横浜のパーソナリティとして「MY ANGEL」という番組を担当し、1970年代から1980年代の音楽のファンのための歌を届けている。テレビ番組の主題歌を歌っていても、レコード会社と契約していなければ歌手とは言えないのだろうか?このような疑問を抱いて、アイ武川は自分のサイトを開設し、自分で「Ai channel」という番組を制作し、そこで自分の二枚のシングルCDを公開して、ダウンロード販売している。4月から始まったBS日テレの番組「財部ビジネス研究所」のテーマ音楽を制作しているが、この「I WILL」という新曲が三つ目のシングルとなり、本日(4月20日)からネットで公開される。

アイ武川はCDを通じてではなく、ダウンロードを通じて作品を発表し、ダウンロードランキングをリードし続けている。今後は、この斬新な形式でデビューする歌手が増加することだろう。その意味でも、アイ武川の挑戦は注目に値する。

(C)amenity inc.

アイ武川公式サイト http://aitakekawa.net/

世相・若者の生き方

未来型ドームハウス

本メルマガでは以前木の上に作る「ツリーハウス」をご紹介し、その斬新な生活スタイルに読者から大きな反響があった。中国の多くの有名サイト(建築関連の専門サイトも含む)にも、本メルマガの「ツリーハウスで自然と共生」という記事が転載された。実に、「理想の家」に対する人間の追求は留まるところを知らない。今度は日本に「ドームハウス」ブームが起こっている。これこそ未来に適合した、最も合理的な住宅なのだそうだ。

「ドームハウス」は、「最小で最強の構造体」である三角形から構成されたドーム型の住宅で、アメリカの建築家、R・バックミンスター・フラーの「ジオデシックドーム理論」に基づいて開発された。多くの三角形のパネルが組み合わさっており、地震のエネルギーを吸収したり分散したりすることができ、重心が低いので強い揺れにも抵抗できるし、球形の構造のために台風の圧力も分散でき、日本にはたいへん適した構造なのだ。

また「ドームハウス」の内部は四角形の家より空気がよどみにくいので、温度差が大きくなく、壁の厚さが約20センチもあるので、通常の家に比べて90%も冷暖房費用を節約できる。最も重要なのは、柱のない室内空間である。角のない曲面構造には、心を癒す不思議な効果があるのだ。

大自然に最も近い場所にある住宅は、往々にして円形をしている。例えば、アメリカ西部の円形テント、モンゴル遊牧民のパオ、北極圏の氷塊で作った丸い家などだ。現代の都市には広くて自由になる空間がないので、四角形の建築が主流になっているだけなのである。現在、日本各地ではドーム型の球場、プラネタリウム、遊園地、温室、レストランなどが増えつつある。「ドームハウス」という未来の無国籍の現代建築も、次第に我々の視野の中に登場してくるだろう。

(C)2007 Japan Dome House Co., Ltd.
ジャパン・ドーム・ハウス公式サイト
 http://60.32.112.170/hyperjam/servlet/JDH.topsv?tm=100414970

全世界で一番ブログを書くのが好きなのは日本人――先週、アメリカのブログ検索サービス会社が発表した、ブログ関係の調査の最新の四半期の報告によると、全世界に毎日12万の新しいブログが登場し、その会社が追跡している7000万のブログのうち、最も多いのが日本語のブログで、全体の37%を占め、英語のブログより多いのだそうだ。

フランスの報道機関AFP通信は、自社のすべての報道写真を日本のブロガーに無料で提供すると発表した。ヤフーやライブドアなど12社のブロガーは、AFPが運営するニュースサイト「AFP BB News」を通じて、世界各国の政治、経済、スポーツ、文芸などを含むすばらしい内容の写真を自由に獲得することができる。

日本のブロガー記者メディア「BLOGCH(ブロッチ)」が近々開放される。これは日本の1000万のブロガーに様々な新鮮で面白いニュースや話題を提供するサイトである。また、ブログのテキストの任意な場所に批評を自由に挿入できる無料ツール「PAOLO」もまもなく公開される。

春になって、「日本のブログ」に関する情報が次々に入ってきて、我々の生活を大きく変えると共に、我々にいろいろなことを考えさせる。日本語のブログが世界のトップというのは、この美しい島国に潜在する巨大なエネルギーを表しているようだ。高品質の写真を自由に使えるということは、著作権に関するある種の観念を覆すものなのではないか?また、雨後のたけのこのように登場し、成長するブログサービスは、ブログの「万人のメディア」という状況をさらにあおり立てるのではないか?

我々は、科学技術が目覚ましく飛躍し思考や観念が次々に変化する時代に生きている。自分が時代と歩調を合わせなければ世の中に遅れて淘汰されてしまいかねない。2.0の代表選手と呼ばれるブログは実は時代の発展の小さな縮図に過ぎないのだが、それが我々にもたらす啓示には深いものがあり軽視することはできない。

 

→ネット上で偶然「東京流行通訊」を発見し、そのユニークな視点に興味を持って、すぐに登録しました。私にとって、毎週家で「中国人の目で見た日本」を日本語で読むことができるのは、大きな収穫です。【長崎 原健史

←この小さなメルマガを愛読してくださって、ありがとうございます。今後も時々感想をお聞かせください。

→このメルマガのデザインが、新鮮でしゃれているのが好きです。現在ネットにある日本の流行に関する情報は本当に玉石混淆です。このメルマガがこのすばらしい格調をずっと持ち続けますように。【フフホト 謝保全

←「東京流行通訊」は、文章から画面のデザインまで、日中両国の文章とデザインのスタッフが工夫を凝らして構成しています。我々はそれに誇りを持って、いつまでも変わらずこの特色を保つと共に発展させていきたいと思います。

→「娯」のコーナーが好きです。メルマガで紹介されたたくさんの斬新な玩具は、我々のようにネットショップを開店する者にとって、商品選択の重要な参考になります。【新竹 頼秀停

←「東京限定」のブランドを紹介してほしいというお便りもありましたが、今後、その方面の情報に力を入れようと考えています。ご期待ください。

 
 
日本一の大しゃもじ
広島県の宮島にある、長さ7.7メートル、幅2.7メートル、重さ2.5トンのケヤキ製大しゃもじが、世界最大の大しゃもじである。

日本一の木造大鳥居
広島県の宮島にある厳島神社のシンボルである重要文化財大鳥居は,高さ16.8メートル、幅24メートル、重さ約60トンで、大きさも重さも、世界最大の木造大鳥居である。

日本一の石灯籠
広島県の府中市に、前後8年の歳月をかけて1841年12月に完成された、地上総高9メートル,笠石の面積7.4平方メートル(4畳半)の石灯籠は、日本最大の石灯籠である。
 
 
 
ALAYA