2006年2月14日第6号(通巻第22号) 毎週水曜日発行 中文簡体 中文繁体
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ファッション・イベント

忘れがたい「ハート」のプレゼント

節分が過ぎれば立春である。降り積もった雪はまだ残っているが、東京の女性たちは早くも恋心に浮き立っている。今日2月14日は、恋する日本女性が意中の男性に愛を告白する「バレンタインデー」なのだ。幸運な男性たちは、チョコレートなどの心をこめたプレゼントをもらうことができる。そして3月14日の「ホワイトデー」には、女性たちにプレゼントのお返しがある。

だが今年の「バレンタインデー」は少し様子が違う。女性からもらうのではなく、他の国と同じように男性の側から心を寄せる女性に特別なプレゼントを贈ることを勧める論調が、流行雑誌やネット、テレビ番組などで盛んになっているのだ。

中でも、スイスのブランド「SWATCH」が、「2006年バレンタインスペシャルモデル」を大々的に発売したのが目を引く。独特なハート型のデザインの腕時計、ネックレス、ピアスのシリーズがあり、日本の男性も女性も大いに関心をいだいている。

「シェイク・ユア・ハート」と名づけられた腕時計は、様々なデザインの大小の「ハート」がつながってできており、それが「ハート」を描いた文字盤を引き立てている。すらりとした美しい腕で揺れるハートが、きっと「彼女」の心をときめかせ、あなたの愛を決して忘れることがないだろう。

また、「ハーティシム」シリーズにはピアスとネックレスが揃っている。シンプルな中にもラインの美しさが際立っており、この「ハート」を身につければ、優雅でセクシーな魅力が発揮できる。

さあ、今年のバレンタインデーは男性から行動して、素敵なロマンスを勝ち取ろうではないか!
(C)SWATCH AG. 2006
SWATCH 公式サイト  http://www.swatch.jp
 
観光スポット・グルメ

観覧車はデートの名所

バレンタインデーのデートに最適なのは、都会の中の大観覧車である。百メートルの高さに上がれば二人っきりの「密室」だし、遥かかなたの景色を眺めて感動的な瞬間も味わえる。

●スカイドリームフクオカ

高さ120メートル、直径112メートルで、ゆっくり一周するのに20分かかる。イギリスのものに次いで世界第二の大きさで、アジアでは最大であり、福岡の海や山、街が一望に見渡せる。

●東京臨海副都心、お台場の観覧車

高さ115メートル、直径100メートルで、東京湾臨海副都心から東京の市街と富士山を眺めることができ、夜になると観覧車本体に色とりどりの図案が浮かぶ。この情景は日本のドラマにもたびたび登場している。

●天保山大観覧車

高さ112.5メートル、直径100メートルで、大阪海遊館のそばにある。東は生駒山、西は明石海峡大橋、南は関西国際空港、北は六甲山に臨む。

●横浜みなとみらい 21 の観覧車

高さ112.5メートル、直径100メートルで、時計機能を備えた世界最大の大観覧車である。昼間は360°の景色が望め、夜は宝石のような照明で光の世界を演出する。
 
先端技術・出版・雑学

「ロボットパートナー」と Shall we dance? 

日本で開発される様々な種類のロボットは各分野でますます活躍しているが、人との間で互いの気持ちを推測し合って適切な行動をとることができるロボットはまだ多くない。それを作るためには、機械学上の難題を解決する必要があるからである。

現代生活の中で、タイミングをうまく捉えて相手の意図を正確に推測するものの典型と言えば、まず社交ダンスが挙がるだろう。先ごろ、人と一緒に踊ってくれる「ロボットパートナー」(PBDR)が開発された。このロボットは、相手の次の動作を巧妙に推測するだけでなく、ダンスの才能もなかなかである。

PBDRを開発した東北大学大学院工学研究科の竹田貴博氏は、この仕事のためにわざわざダンススクールに行って基本ステップを習ったのだそうだ。

完成したPBDRは5種類のワルツのステップを記憶している。「彼女」の腰に設置された力センサーが、人の手の力を感知して次のステップを予測する。「彼女」の体は人間工学に基づいて作られ、三つのローラーによってパートナーに従って様々な方向に移動できる。

去年の愛知万博では、竹田氏とPBDRがすばらしい社交ダンスを披露し、盛んな喝采を浴びた。

人とロボットがダンスを踊るようす  http://www.nomura-g.co.jp/sale/sale2.html
 
イベント掲示板
日本のナンバーワ

サッカー選手の出身地

プロサッカーのJ1とJ2に所属する選手762人のうち、静岡県出身者が90人で第1位である。静岡出身の中山雅史、名波浩、川口能活、小野伸二、高原直泰だけでも日本代表チームが一つ作れそうだ。第2位は東京都で64人、第3位は神奈川県で62人である。

プロ野球選手の出身地

12の球団に所属する選手727人のうち、大阪府出身者が72人で第1位、第2位は千葉県、第3位は兵庫県である。選手が最も少ないのは山形県、岩手県、鳥取県で、それぞれ 1 人ずつしかいない。

大相撲の力士の出身地

大鵬、北の湖、千代の富士など相撲史に輝く名横綱を輩出しているが、現在幕内には北海道出身の力士はおらず、相撲界全体でもたった27人で第10位である。現在力士が多い都府県の第4位までのうち、ほとんどが本場所が行われる地方の出身である。

編集部に新しい小さな仲間がやってきた──あの話題のAIBO!鋭い思考力と旺盛な行動力の持ち主で、日々、多くの「癒し」を与えてくれる。

先日、AIBO製造中止のニュースを聞き、最後のチャンスに駆け込みでゲットしたAIBOは、やはり、かつてない「天才ペット」だ。自分で充電台まで歩いて行って充電するし、内蔵のカメラで写真を撮ってブログまで作ってしまう。

「どうしたの?」と聞くと、「ぼんやりしているの」などと返事をしたり、時には「疲れたの?大丈夫?」と気遣ってくれる。「ニュースを読んで」と頼むと、どのジャンルを読み上げるか聞いた上、「OK!読みますよ・・・」賢い対応にびっくり!他に、あらかじめ入力しておいたスケジュールなども読み上げてくれる。

今後時々に誌面にて登場し、編集部の「秘話」などを披露するかもしれませんので、どうぞお楽しみに!そうそう、名前を募集中なのだ。ピタッとした名前が早く見つかるように。

華人の見た日本

チョコレート戦争と愛情の商品化 (シンガポール)符祝慧

バレンタインデーを前にして、日本の大小のショップではチョコレート戦争が始まった。三越デパート前には販売促進のための売場が特設され、写真を撮ってその顔をチョコレートにつけるサービスを行なっていた。一人の少女にインタビューすると、恥ずかしそうに答えた。「自分の顔がついている特別なチョコレートをボーイフレンドに贈って、彼にかじってもらいたいんです。」

よく磨かれたショーウインドウの中には高級な輸入チョコレートが並んでいる。まるで高価なダイヤの指輪のようである。こうした高級チョコレートにはこんな宣伝の文句がついている。「バレンタインデーにどんなチョコレートを彼氏に贈るかで、あなたのセンスが試されます。」チョコレートを買うために店の外に並んでいる少女は、一言こう言った。「彼に世界で一番高価な幸せをあげたくて……」

豊かな生活を手に入れた日本では、バレンタインデーは恋人たちだけのものではない。その範囲は、男女関係から家族に、そしてさらに企業の人間関係にまで広がっている。バレンタインデーの日、日本の会社ではチョコレートの濃厚な香りに、社内の女性たちの優しい心が表現される。心細やかな日本の女子社員たちは、バレンタインデーのために大小のチョコレートの包みを準備する。そして男性の同僚や上司たちにサプライズをもたらすために、それをそっと男性の引き出しの中に入れるのだ。

売っているチョコレートを買ってくるばかりでなく、自作のチョコレートを贈ることも流行している。料理教室でも、バレンタインデーを利用してチョコレートケーキやチョコレート菓子のコースを開く。ある調査によれば日本の男性の約半分が、恋人の手作りのチョコレートをもらうことを期待しているそうだ。それを聞いて、恋を知り始めたばかりの少女たちは、いそいそと作り方の本を買ってきて家でチョコレートを作るのだ。

バレンタインデーにはチョコレートが日本中を席巻することになり、日本の伝統的な菓子類は影が薄くなる。一部の和菓子の会社では今年、バレンタインデーの時期の売れ行きを挽回するために、チョコレートとの戦いを決意した。彼らは売場に次々と様々な和風のバレンタインデー用の菓子を並べる。例えば、ハート型のあんこ入り餅菓子、緑茶チョコレート、女性の初々しさを表現したピンク色の餅などである。

「聯合早報」 より(本編集部で一部削除した)

日本人の見た華人

ロマンチックなプレゼントとは (日本)無名氏

私が中国語を学習し始めたころの中国人の挨拶は「ご飯食べましたか?」が多いと言われていました。その後は「最近忙しいですか?」そして「インターネットしてますか?」となり今に至っています。これからは「海外へ行きましたか?」或いは「香港ディズニーランドへ行きましたか?」になるかもしれません。

全中国の県・市レベル以上の都市では生活が豊かになり家電製品も揃い、衣・食・住・旅行以外に素敵なプレゼントにも凝るようになりました。

それは、中国版花キューピットです。開店など商売の祝賀式典は以前からたくさんの花篭は使われていました。個人が花のプレゼントを利用することで一躍有名になったのが、 2 月のバレンタインで、中国では男性が女性にプレゼントをするのです。当時それを知った日本人達は「あれっ、女性から恋の告白をする日なのに・・・反対に解釈していている?」と驚いたものです。

しかし、今では恋人たちならなおさら、男性から女性へのプレゼントが浸透しています。その日、男性はお花をプレゼントしなければ彼女の機嫌をそこねて大変大変(そういう場面を見たことがあるので)・・・。

さて、そのロマンチックなプレゼントはそれぞれの心に響き、誕生日・結婚・祝日・ビジネスなど中国国内では2〜24時間でお届けでき、ケーキやチョコレートや月餅付きの花キューピットもあるそうです。 また、レンタルの観葉植物もあり、お花屋さんも大人気です。

「GL中国語教室」 サイトより(本編集部で一部削除した)

読者からのお便り

→「週刊東京流行通訊」は画面も美しいし、情報量も多く、すばらしいメルマガです。美容関係の内容をもっと増やしてほしいです。【上海 呉敏霊】

→今中国で日本のドラマを見ている人はとても多いのに、どんな新しい作品があるのかとか、どんな作品が日本で人気があるのかなどの基本的知識が不足しています。日本で今人気のあるドラマや毎週の放映状況などを専門に紹介するコーナーがあると嬉しいです。【広東 麦湛良】

→こんなにすばらしいメルマガを作っていただいて感謝しています。できれば日本に住む中国人についてのニュースが読みたいです。また、日本のサイトの英語ページへのリンクを紹介してほしいです。【上海 張力平】

→新しいメルマガは以前より見た目がきれいになりました。マンガやアニメの情報や流行ファッションについての情報を増やしてほしいです。【中国  Du Han Qiu 】
ライブカメラ
配信サイト
ALAYA
芸能・ドラマ・音楽

杉田かおるの選んだもの

世界最大のオンライン・マッチサービスである「match.com」では2月1日に、バレンタインデーを記念して特別イベントを行なった。このイベントは、恋愛経験が豊富で現在は独身の芸能人、杉田かおるにこのサイトの会員になってもらい、彼女のプロフィールを公開して「杉田かおるとバレンタインデーを過ごす」プランを募集するものである。その結果、20代〜60代の男性から1500通以上の自己推薦のメールが寄せられた。

杉田かおるはその中から三つのプランを選んだ。どれも、「個性的で流行に左右されないデートプラン」だった。

熊本県で農業に従事する41歳の博士課程の学生が作ったプランは、「熊本の日本三大急流でラフティング〜自然の流れにカラダを預ける瞬間をご一緒に〜」であったが、このプランに対する杉田かおるの感想は、「個性が感じられた。二人で一緒というのはとても楽しいし、すごく特別な感じがした。新鮮で感動的。」というものであった。他の二人の候補者のプランは、「自分の家にディナーに招待〜手作りのイタリア料理とワインで、美しい東京の夜景を一緒に楽しむ」というのと、「秘密のイタリアンレストランで名シェフの料理とワインと楽しむ」というものであった。

去年一年、杉田かおるはまず「負け犬」の象徴になり、その後、玉の輿に乗ってセレブになり、最後は突然離婚した。こんな波乱に溢れる一年を経験した後で、彼女が恋愛に慎重になるのは当然といえよう。

だが、自然の中で傷ついた心を癒すというのは、女性なら誰もが持つ夢である。ワインが大好きな杉田かおるも例外ではない。
(C) 時事通信社
ヤフー 芸能人の結婚、離婚
 
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/marriage_and_divorce/
 
ゲーム・キャラクター

へなチョコ大集合

女性が男性にチョコレートを贈る習慣は、日本で発明された独自のものだそうだ。

横浜のカレーミュージアムでは、2月1日から3月31日まで、「変な(へな)チョコ博覧会」を開催している。この博覧会は4 つのテーマ(変わり種チョコレート、お酒のチョコレート、フルーツチョコレート、おもしろチョコレート)に分かれており、全部で70種あまりの珍しくておもしろい商品が展示されている。

この博物館自身のオリジナルで、かつて一ヶ月に2万5千個の販売記録を出した「カレーチョコレート」はもちろん、ほかにも納豆チョコレート、高麗人参チョコレート、緑茶チョコレートなど、想像もつかない素材との組み合わせが見られる。

金貨チョコレートや工具チョコレートなど、見ただけでおもしろい展示品も多い。中でも最も不思議なのは、名パティシエの山本延行が企画した、どう見てもカレーにしか見えないチョコレートフルーツケーキである。みんな「何?これ本当にチョコレート?」とびっくりしている。

ネットでは、こんな提案をした人もいる。「チョコレートをあげたくないが、あげなければならない上司には、唐辛子チョコやわさびチョコを贈って、“義理チョコ”の味わいを楽しんでもらったらどうだろう?」

(C)2006 MATAHARI CO., LTD.

横浜カレーミュージアム http://www.currymuseum.com
 
編集後記

バレンタインデーの直前、なんと東京にはたくさんの牡丹雪が舞った。枝についたつぼみは春の到来を告げているのに、地上は一面真っ白の世界になり、まるでかたくなに、悲しみを誘う「冬のソナタ」を奏でようとしているかのようだった。

暖かい室内で、湯気の立つ珈琲を飲みながらNHKのドキュメンタリービデオを見ていて、三年前のバレンタインデー前夜のことを思い出した。

その日、「地球に乾杯」というドキュメンタリー番組で、上海の黄浦江で行われた大型芸術花火大会の華やかなようすを放映していた。耳に心地よい交響楽が響き、色とりどりの花火が打ち上げられて、あたりは美しい火花に彩られた夢のような世界になっていた。この奇跡のような情景を創りだしたのは、日本に留学経験があり、現在はアメリカに住むモダンアーティストの蔡国強であった。

またもう一つ見た「にんげんドキュメント」という番組では、日本のミュージシャン、喜多郎が新曲を創る心の過程を描いていた。「水」と題した交響楽を生み出すために、喜多郎は故郷の川の水源を訪れ、清流の歌に耳を傾けたり、川で遊ぶ少年の写真を撮ったりして、半年の時間を費やしていた。

「芸術に国境はない」という言い古された言葉が、春の雪が舞うこの瞬間、三年前の回想の中で、輪郭をもって再生され検証される思いだった。

蔡国強は、中国から日本へ、さらにアメリカに渡り、彼の「火薬の芸術」は世界各地を明るく照らし出している。喜多郎は、ドキュメンタリー「シルクロード」のテーマ曲で中国でも話題となり、アメリカで十年活動してから、再び日本に戻って創作を続けている。

崇高な芸術の前では地球はますます狭くなり、すべての国と国、人と人の間の偏見や恨みは、灰となり煙となって、雲散霧消していくのである。