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  2005年11月30日第9号(通巻第12号) 毎週水曜日発行 公式サイト  中文簡体  中文繁体 
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華人の見た日本

「料理から見た日本
       
(台湾)林思雲

 日本料理を食べたことのある人なら、誰でも日本料理の特徴は「純粋な味」を追求することであるのを知っているだろう。違う味のおかずは別の器に入れられ、同じ皿に盛る場合も味が違えば分けて盛られ、味が混ざらないようにする。弁当になるとこの特徴はもっとはっきりしてくる。日本の弁当箱の中はいくつもの部分に区切られ、ご飯、炒め物、生野菜、漬物などがそれぞれの枠に入れられて、互いに味が混ざるのを防いでいる。このようにして、おかずがそれぞれ持つ純粋な味を味わってもらおうとしているのである。

 一方中国料理は、「味の混合」を追求することを好む傾向がある。餃子や中華まんなどの純中国的料理は、混ぜ合わせることによって生まれるおいしさである。中国式の弁当に至ってはおかずを直接ご飯の上にかけて、甘いも辛いも酸っぱいも一つになっている。日本人はこのような中国人の食べ方になじめないようである。中国の大学に留学したことのある日本人がこう言っていた。「中国の大学の食堂では、おかずを全部ご飯の上にかけるから、猫のご飯を食べているみたいな気分になる。」

 もう少し見方を広げてみると、日本人の「純粋性、単一性」を追求する信仰あるいは価値観が、日本料理に反映されているのだということがわかる。日本人は「純粋」なものがいちばん素晴らしいと考えているのだ。日本の宮殿や廟などの木造の梁や柱は、一般に色を塗らないで白木の原色を保っており、中国の宮殿が梁や柱を真っ赤に塗るのとは違っている。

 日本人が純粋を好むという性格は、行動においては「統一」を好むという形で表れる。学校の生徒たちは統一された制服で登校し、会社員では統一された制服で仕事をし、店の店員は統一された制服で販売をする。日本の旅行グループは小学生のように一列に並んでガイドの後について歩き、みんなで観光地を見て、みんなで買物に行き、みんなで同じようなものを買う。このような統一精神を持ち、行動が一致しているグループは、他の国では見られない。

 中国には「小さいものから大きなものを見る」という言い方がある。日本料理の特徴から見ると、日本人は純粋を好み、秩序や統一を好むという性格がわかり、中国料理の特徴から、中国人は混ぜることを好み、自由や散漫を好むという性格がわかる。

 今度食事に行くときは、日本料理のこだわりや工夫が、中国料理と違っているところが他にもないかどうかよく観察してみてほしい。

《大紀元》 サイトより(本編集部で一部削除した)
 





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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ALAYA

空飛ぶ自動車

  ドライバーの最大の敵は渋滞である。もし車が空を飛べたならどんなにいいだろう。誰もが考えるこんな夢がもうすぐ現実になろうとしている。

 岐阜県の川崎重工の元設計士、三橋清通氏は、 1997 年に「 MV (ミラクルビークル)調査開発特別研究会」を発足させ、空を飛ぶことができる車輌の開発に着手した。「現在の自動車エンジンは重過ぎますが、軽量モーターを使用すれば道路を走る飛行機を作ることができる」この考えに基づいて三橋氏の挑戦が始まった。

 道路を走るためには車幅が 2.5 メートル以内でなければならない。最小でも 9 メートル必要な翼をどこまで縮めることができるだろうか?三橋氏は鳥の翼からインスピレーションを得、大きな翼を折りたたんで小さくする翼を設計した。その結果、翼を広げたときは 6 メートル、折りたたんだときは高さ 2.7 メートル幅 2 メートル以下にまで小さくすることができた。

 2002 年実物の三分の一のサイズの模型が完成し、実験飛行が行われたが、思いがけない強風だった上に操作ミスが重なり墜落してしまった。しかし三橋氏は四ヶ月後、軽量化して飛行実験を行いついに成功を収めた。

 MV は 300 メートルの滑走路があれば飛ぶことができ、道路上での時速は 50 キロメートルに設定されている。実物大の模型も完成しており、十分な資金さえ調達できれば実機の製作を行えるところまで来た。

 またパイロットの糸川裕志氏は、ジェットエンジンの構造を改造することによって空飛ぶ自動車の構想を現実化しようとしている。多数の回転機を並列させる構造によってエンジンの重量を軽減し、自動車が垂直上昇しても車体の安定を保つことができる。

  三橋氏と糸川氏の努力によって日本と欧米の差は縮まっている。近い将来、本当の空飛ぶ自動車を目にすることができるに違いない。(河上晃一郎提供)   

空飛ぶ自動車 http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/05/30/23.html


生命の根源を直視する

  男性諸君、自分の精子を見たことがあるかね。えっ、もちろんあるって?それはあのネバネバした液体のことだろう。そうではなくて、泳いでいる一匹一匹を見たことはあるかね。えっ、本で写真を見た?それから外国のコメディ映画の冒頭に出てきたって?……うーむ、まあ実際に肉眼で見た人は少ないだろうね。

 最近、肉眼で精子を見ることのできる顕微鏡が日本で発売された。しかもかなり安い。普通は、精子を確認できるぐらいの高倍率の顕微鏡は数万円以上する。だがこの商品はたったの 2500 円だ。その名は「ココぴゅ」。

 ちょっとちょっと、見てごらん、すごいよ。……うわあ、見えた、見えた。おたまじゃくしみたいのが泳いでる。かわい〜。こんなのが、次の世代になるんだねえ。

 この製品を開発製造したのは、主に医療・学習用顕微鏡を製造している有限会社日本クリエイト( JAPAN CREATE INC. )である。彼らが新型の顕微鏡を開発するために市場アンケート調査を行なったところ、半数以上の人が「精子を見てみたい」と回答したため、この製品を鋭意開発することにしたのだそうだ。これは実際に医療器具の一つでもあり、男性不妊症の確認に用いられている。

 この会社のサイトでは、一部の使用者の体験記を公開しており、「淋病の菌を発見した」「赤血球が見えた」「顔の上のシラミを見つけた」など、抱腹絶倒の結果が告白されている。

 生命の起源を直視し自分自身を科学的に見る。小さな「ココぴゅ」は、我々に多くの啓示を与えてくれるだろう。

  素材:プラスチックカード、拡大倍率は 500 倍、 1000 倍の 2 種、サイズ: 55mm × 99mm (名刺サイズ)

「ココぴゅ」公式サイト http://www.coco19.com/coco2.htm

東京の夜景のデザイナー

  東京の夜景は夢幻の詩である。東京タワー、東京駅、六本木ヒルズ、浅草寺……夜の美しさは一体誰がデザインしているのだろう?デザイナーの名は石井幹子さん、日本の照明デザイン界の最高権威である。

 石井さんは東京芸術大学美術学部を卒業した後、フィンランドとドイツの照明デザイン事務所で働き、帰国後は東京の夜景計画を積極的に推進した。 1994 年、お台場のレインボーブリッジが北米照明学会で大賞を受け、 2000 年には紫綬褒章を授けられた。今年の愛知万博会場のすべての照明も彼女が一手に引き受けた。

 石井さんがヨーロッパから戻ったのは 1968 年で、日本が正式に照明の配置を都市計画としたのは 1986 年であった。この約 20 年の間、石井さんは日本の夜を美しく彩ることへの使命感に突き動かされて努力を続けてきたのである。

 今年の愛知万博では新技術による照明も使用されていたが、石井さんは日本の伝統的光文化を命題として「満月を鑑賞できる照明」を追求した。 21 世紀にあって、できるだけエネルギーを節約しようとする自然光の構想は、日本に新しい景観を加えることになった。

 光の絵筆で暗闇の空間に景観を描き出すことこそ、石井さんが照明デザインにひかれるところであり、また最も難しいところでもある。それは、光のデザインはすべてを計算で解決することができないものだからである。石井さんは一方で日本から世界に目を向け、世界の有名な遺跡に、自然のエネルギーを利用した照明を当てようと計画している。また、現在東京はネオンに満ち溢れているが、これも石井さんが改造したいと考えている重点項目である。

  東京に立って世界を見つめる。石井幹子さんの光の世界は、さらに多くの人々をひきつけることだろう。    

( C ) MOTOKO ISHII LIGHTING DESIGN INC. 2005
石井幹子公式サイト http://www.motoko-ishii-lighting-design.co.jp/
 

一瞬の女王の魅力

 今、日本の若い女性の間で、「セレブ」「上流」「上品」などという言葉が関心を集めているようで、女性向け雑誌にもこれらの言葉をタイトルにつけた記事がおどっている。それは、ファッションとしてのうわべだけを飾るスタイルのようにみえる。

 「女王」と呼ばれるような有名人がしばしば利用する高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン大阪」が、今年の5月から「星に願いを」という一晩80万円の宿泊プランを売り出した。最上階のスイートルームに宿泊し、シェフが客室で寿司を握ってくれ、ジャズの生演奏を聴きながらバーのサービスも受けられる。

 6月中旬にこのサービスを初めて受けた宿泊客は、何と20代前半の女性だった。このホテルでは今までに、1億円の婚礼や11万円の卵チャーハンなどを売り出している。これらのサービスは決して富裕階層の人々の専有物ではなく、一般の女性もよく利用している。 博報堂生活総合研究所主任研究員の山本貴代氏はこう指摘する。「たとえ一時の優雅さの追求に過ぎなくても、自分が周囲の人より幸せであることを期待する女性が増えているんです。」

  それとは別に国際化に伴って、夫婦帯同のパーティへの出席や、外国のお客を家に招いたりする機会が増えると、国際社会で通用するマナーを身に着けたいという女性たちも多くなってきた。そのようなニーズに合わせるかのように、マナー教室やフィニッシングスクールが増えてきた。
  
  「女王様の風格」を教える講座では、「たとえ月収20万円でも、優雅な雰囲気を持つことはできる。」と強調して人気を集めており、学費も一回2000円に抑えているので多くの若い女性をひきつけている。ここでは一般的な人や物に接するための常識を教えるほかに、男性と一緒にお酒を飲む時のマナーも伝授している。

 東京都港区のある調査会社では会員サービスを開始し、会員になった女性を「お姫様」と呼ぶ。会員は高級レストランのディナーを無料で楽しめるほか、日本の賛助企業のプレゼントをたびたび受け取ることができる。現在、20歳から 30歳前後の「お姫様」が1600人に達している。

  ますます多くの日本女性が「お姫様」や「女王様」になりたいという願望を抱き、「一瞬の女王」の美しい夢の中に陶酔していく。……このような「比較級」の幸福を追求するブームは、まだまだ続きそうである。 (西岡珠実提供)

女心・男心 http://www.geocities.jp/onnanokokoro/index.htm
 
 

 解散してからもうすぐ 15 年になる BOOWY 、約 10 年前に幕を下ろした X JAPAN 、亡くなって 15 年近く経つ尾崎豊……、最近東京で最も売れ行きのよい CD 、テープ、ビデオ、 DVD は、「故人」によるものが上位を占めているようだ。

 80 年代に一世を風靡したこれらの音楽が、今なぜ再びブームとなっているのだろうか?もちろん、 80 年代に彼らに熱狂した人々が青春を懐かしんでいるということもあるとは思う。当時のファンたちは現在三十代であり、過去への郷愁から思わず買ってしまうという心情は理解できる。

 しかしレコード会社の分析結果は、たいへん意外なものであった。最も熱心な支持者は、実は十代から二十代の若者達だったのである。

 ここで我々は、これらの音楽そのものに目を向けるべきだろう。 80 年代の名曲の多くは内容が繊細で、人生がどこから来てどこへ向かうのかわからないという心情を表現していた(このような気持ちは、当時から今日まで一貫しており、浜崎あゆみの歌にも時々その影が感じられる)。そして十代、二十代というのはまさに敏感で傷つきやすい年代で、こうした音楽に精神的よりどころや心の慰めを求める傾向が強いのである。

 このことから、音楽には時空を超えたエネルギーが秘められていることがわかる。若い世代に力と元気を与えることができるミュージシャンや歌手は、時の流れにおし流されて「故人」になってしまうことは決してない。たとえ彼らの名前はすぐに思い出すことができなくても、その歌詞やメロディーは永遠に人の心を熱くさせるのである。

  ――音楽よ、永遠であれ!


青春の原宿
日本人の見た華人

無錫の料理店
        
(日本) Nut

 中国もお箸の国なので、日本人好みのおいしい料理も沢山あります。最近無錫でも日本料理店が増え競争も激しくなってきていますので、どの店も大体おいしくなっています。たまに「何これ ? 」なんて料理もありますが、それは日本料理を知らない人が作ってる可能性が高い。そういった料理を食すのも楽しいことのひとつです。

 中華料理も色々食べてみたいと思います。無錫にも美味しい中華料理店はたくさんありますが、無錫料理はどちらかと言えば甘めものが多い。無錫の人達は中国では一番甘党なのではないでしょうか。でも一般的な家庭料理はすごい量の油を使っていますが、意外にあっさりしたものが多く食べやすい。最近では1人で気軽に入れる中華料理店もあるので少量を何品か頼める店もありますが少し割高です。一般的な中華料理店は一品の量が多いので、大勢で円テーブルを囲み、わいわい食べるのがおすすめです。

 中国人はご飯に対してそれほどこだわりがないようで、中華料理店で悲しくなることがひとつあって白飯はおいしくない。中国人の友達と一緒に食事した時のことですが、白飯が食べたいと言ったら大量にご飯を出てきました。中国は白飯無料のところが多いのです。ところがおいしくないので、頼んでおきながら口をつけない私に、彼女は「ご飯が不味いのね。いいこと教えてあげる!」「スープに入れて雑炊みたいにすれば不味いのが気にならないから、少し下品な食べ方だけど美味しく食べれるわ。」ほんと、これなら食べれる。おいしい。そっか。こうやって食べれば全然平気なんだ。

 無錫にも他国料理店があります。韓国料理にタイ料理、イタリア料理などなど……無錫で食べるイタリアンパスタは麺がのびた状態で出てきます。味も少し無錫風で焼うどんを食べてるような感じですが、それはそれで焼うどんだと思えばおいしいのです。中国人はのびた麺の方が好きなようです。なので無錫で美味しいパスタが食べたい時は自分で作るのか一番かも。

 最近ではお酒が楽しめる店やカフェなど……色々なお店が増えてます。外国人もどんどん増えてるので上海のように本格的な外国料理店もいつかは出来るかもしれません。

「無錫的生活」サイトより(本編集部で一部削除した)

日本のナンバーワン

最大の爪楊枝点描画

 奈良女子大学付属中学( 奈良市東紀寺町 )は、去年の9月18日、19日の第60回学園祭で、日本最大の爪楊枝点描画を展示した。

 25名からなる製作グループが、36万 4500 本もの爪楊枝を 8色に染色し、全校生徒720名と一緒に縦 8.19メートル、横4.55メートルの発泡スチロール板に一本一本刺していった。

 描かれているのはWTC(世界貿易センタービル)を含んだニューヨークの夜景で、平和への願いがこめられている。

最大の線香

  今年の6月5日、大阪 堺市 の大仙公園で、365人の市民が「仁徳天皇陵」に模した、太さ1.2センチ、長さ282.5メートルの巨大線香を完成させた。主催した堺高石青年会議所はギネスブックの世界記録登録に申請している。

 このイベントは同会議所の 50 周年記念事業の一環で、当地の線香業界の宣伝として4月初めから製造を開始した。粘りのあるタブの木の皮を大量に使い、半世紀以上前から使われている線香押し出し機に 45 キロの原材料を入れて、押し出されたホース状の線香を市民や職員が「人間ベルトコンベア」になって運んだ。


 

 

 

 

日本のナンバーワン
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