北欧は自然の純粋な美にあふれ、多くの人があこがれる場所であり、常に無数の神秘と魅力が人々を惹きつけてやまない。
昨年、「北欧、かわいいものみつけた」の出版と展示会が大きな反響を呼び、斎藤志乃さんは再び「現在」の北欧からいろいろな可愛いものや美しいものを探し続けてきた。今年は10月10日から10月31日まで、イデーショップ 二子玉川店で「北欧、かわいいものみつけた」展という展示即売会が開催されている。著名なインテリアデザイナーであり、インテリアスタイリストであり、北欧雑貨のネットショップ「Studio101」の店主でもある斎藤さんは今回、北欧の風情や心を我々に伝える、どんなすてきで可愛いグッズに出会ったのだろうか?
装飾とは生活のアートである。家全体をリフォームするお金がなくても、可愛い装飾品を使って家庭生活をもっと味わいのあるものにすることができるのかもしれない。テーブルの上に精緻なカップとソーサーが置かれ、みんながお気に入りの小熊のぬいぐるみがちょこんと坐っている情景は、暖かさと癒しに満ちあふれたFIKA(お茶の時間)を思わせる。今回の展示会では、日常生活で使用されるいろいろな小物が展示され、特別にデザインされたキッチングッズもあれば、いろいろな模様のテーブルクロスもあり、さらにはソファや床の上に置くための様々なサイズのクッションもあって、細部へのこだわりに質の高い生活への追求が表れている。もちろん今回の展示会でも、前回大好評だったレトロな布製品がたくさん展示され、訪れたお客さんは北欧からの新鮮な空気を充分に味わえる。
展示品を鑑賞するだけでなく、イデーの家具との組み合わせも今回の展示会の大きなポイントである。これらの装飾品をどのように家具に調和させ、どのように配置すればもっとも北欧らしい雰囲気になるかについて、イデーの組み合わせを参考にすることができるのだ。この他、10月10日、13日、21日の13:00〜16:00には、斎藤志乃さんが自ら会場を訪れ、自分のデザインと北欧の物語について語ってくれる。会場は、東京都世田谷区玉川3-17-1玉川高島屋S・C南館6階である(Michelle執筆、咫尺撮影)。